平日の作業は、仕事から帰るのがだいたい9時前後なので
それから僅かな時間を車庫で楽しんでいます。
なので、進みは遅いですが、細かい作業は少しでも進めたいので
音の出ない作業などをコツコツとやっております。
さて、セミトラですが、ケースに基盤となる「ラグ板」を設置するところまで
進めてみました。
この100mm×80mm程度のケースに、3気筒分の回路を収めなければなりません。
色々と思案しながら時間ばかりが経過します。
まあ、インターネットでラジオも聞けて、癒しの時間でもあるわけですが・・・
さあ、まずはケースの真ん中に、基準とするラグ板固定の穴を開けます。
ラグ板の両端には固定用の3mm穴が開いていますので
ケースにラグ板を置いて、穴からマジックペンで印をつけて・・・ってな感じです。
次に、ラグ板はケース底面から浮かせて固定したいため
ゴムの台座を作ります。
気休めかもしれませんが、防振対策ですね。
市販の物でももちろんOKなんですが、ゴム板って安いのでいつもストックしています。
そして、革製品を作る際に穴あけするポンチで、ゴム板をくり抜きます。
ゴム板に垂直に立てて、ハンマーでゴツン!とやれば簡単にくり抜けます。
更にくり抜いた丸いゴムの中心に、ネジの通る穴を
これまた裁縫用に使うポンチで穴あけします。
開け方は同じくゴツン!です。
これらの材料って、100均で揃っちゃいます。
まったく便利な世の中ですよねえ~
こんなものが出来ました。
穴位置が若干センターからズレたりしてますが
裏側なんで 気にしない 気にしない!
それにネジを通して、ゴムの台座を嵌めて
ラグ板を固定します。
あまりキツく締めてしまうと、防振効果が薄れますから
ラグ板が少しグラグラするくらいにしました。
後でボルトの頭を、ちょこっと半田で固定してもいいですね。
3つ共に同じことを繰り返して、こんな感じに基盤固定出来ました。
ケース底面は、ラグ板でほとんど占領されました。
そもそも、トランジスタは発熱するようで、放熱のためにも
アルミケースにシリコングリスを塗布してベタ付けする必要があるみたいです。
放熱が上手く出来るかどうかで、故障の頻度が変わるそうです。
じゃあ、どこにトランジスタ付けるのか?
とっておきの場所を考えました。
あすの夜に続きをやりましょう。
いつもと違う環境で、愛車の更に調子よくなった走りを想像しながらの作業、とても楽しそうですね。
過去に、ポイント、セミトラ、フルトラの進化をみて来た経験から、アドバイスを(なんか偉そうで嫌な感じですが…。)。
ポイントの接点のほんの些細な汚れでも、システムがダウンしてしまうことがあります。
ポイント点火だと、接点に流れる電流が大きいので、焼き切ってしまいますが、セミトラだと微小な電流しか流れないので、導通がなくなってしまいます。
結構焦ります。
四輪のT社のセミトラは、ポイント点火式まったく同じ形のポイントで、リード線の被服をゴムに変え、接点にプラスチックのカバーを付けて、更に、ポイントベースと、ディスキャップの間にもう一つカバーを追加してあります。
意外と、セミトラユニット作製より、ポイント管理のほうが大変かも…。
長々申し訳ありません。
経験された方のコメントは、非常にありがたいです。
まったくもって、仰る通りですね。
供給側を電気仕掛けにしても、動かす元の信号がちゃんと発信されなければ、ただの箱ですもんね。
配線周りも、ノーマルは熱による劣化が見られますので、今回、スケア数を上げたリード線に交換予定です。
どちらにしても、ポイントのメンテは継続しなくてはと思っています。
車の場合は、ポイントが一つですから、バイクより負荷が掛かってますでしょうか。
な~んて、安直に考えてます(笑)
僕も厚さ8mのゴム板をポンチでくり抜きたいんですが可能だと思いますか?
ちなみに8ミリゴム板とのことですが、革用のポンチをハンマーで叩けば簡単に開きます。下に木の板を敷けば良いと思います。自分はいつもそのような感じで、ゴムワッシャーを自作していますよ。