RZ50 カウリング装着編(その3)

2017年03月13日 | 乗り物いろいろ

珍しく昨日の続き。

パテ整形の終わったハウジングをカウルにはめ込む前に仕上げ。

黒で塗装したのですが、ちょっと物足りない感じ。

おまけに削った筋目が少し残ってる・・・

と、そこにあったのはカーボンフェイクシート。

お手軽なんでこれを貼り付けて、ヒートガンで軽く炙りながら伸ばして淵を巻き込ませます。

少し離れればわからないところが良いですねえ~

これ耐候性もなかなか高く案外丈夫です。

 

お次はこいつをはめ込む部分をくり抜くわけですが

時間かけて作った物に刃を入れるってドキドキしますねえ。

まあハウジングに淵を付けているので、結構アバウトでも大丈夫なわけで

ここは一気にグラインダーを唸らせて無事貫通!

微調整しながら何とか嵌りました。

 

ところが・・・

カウルの湾曲とハウジングの湾曲が微妙に合わない

あ~FRPが反ってしまったのね。

ここは仕方ないのでハウジングの淵にゴムチューブに切り込みを入れたものを

巻きつけてトリム調整といきましょう。

で、例の「爆光」ライトを仮装着。

スポンジで仮留めなのでブサイクですが本ちゃんはどうしましょうかねえ。

カウルの面積を大きく損失することなくヘッドライトが付きました。

 


RZ50 カウリング装着編(その2)

2017年03月12日 | 乗り物いろいろ

カウリングステーの中心となるフロントセンター部ですが

ヘッドライトを装着しなければなりませんので、まずはヘッドライトハウジングの製作です。

ノーマルの丸目をそのまま利用するのもアリですが、ちょっと大きいみたいです。

カウリングのコピー元が125レーサーなので丸目ライトを埋め込もうとすると

最前部の面積がなんとか埋まりそうなのですが、正直あまり余裕がありません。

あまりライトの周りに余裕がないのも何ともカッコ悪いので

ネットであれこれ調べてみると「爆光」と銘打ったLEDライトを見つけました。

そんなに高額ではないのでとりあえずお試しで購入することに。

2つで約20wとは、さすがLED。おまけにその名のとおり「爆光」です。

スポット形状の配光なので、フォグのような眩しさはないみたいです。

 

 

で、こいつを納めるハウジングを探したのですが、ありましたよ!

ダイソーで売ってたドリンクホルダー。

このために作ったのかい? くらいにサイズがピッタリ!

もちろんこのまま埋め込んでと言うわけではなく、こいつを型にしてFRPで製作します。

まずは不要部分を切り取って

写真ではわかりにくいですが、カウリング前部の湾曲に合わせてカットしています。

カウルにはめ込む部分は淵を付けたいので、ベース板に養生テープを貼り付けて

ドリンクホルダーの形に養生テープを切り抜きます。

あとはホットボンドで貼り付けて、FRPを張り込む部分に養生テープを張ります。

この養生テープですが、通常グリーンのテープがよく売られていますが

この積水化学のやつ、ちょっとお高めですが切りやすく表面が滑らかなんです。

おまけにFRPの剥離が非常に良いというのも理由のひとつです。

FRP工作するときは型を紙で作ることが多いのですが、この養生テープは

紙の型の強度アップにもなるし、とにかくポリエステル樹脂が張り付かないっていうのが

非常に作業上良いわけです。

 

 

FRPの張り込み中は手が汚れているので写真はありません。

こんな感じで張り込み乾燥させます。

全体を2プライで張り込んでいます。

だいぶ暖かくなってきたので約30分程度で結構固まってきます。

べとつきが無くなってきたころを見計らって離型します。

FRP工作をする過程の中で最もワクワクする瞬間です。

メキッメキッって感じで型から抜けてこんな感じの物が出来上がりました。

表面を180番くらいのペーパーで馴らします。

カウリングには淵の部分でリベット留めですかね。

きれいにFRPで接合してスムージングっていうのもアリですが

ここはちょっと無骨感を出したいので小さめのリベットを多めに打って取り付けようかと。

 

あとはパテ埋めして塗装して完成。

まだ塗装してませんが・・・

LEDヘッドライトも防水とか書いてありましたが

う~ん、何ともいえないのでエンビ板かアクリルでカバーしますか。

次回はカウリングに装着の穴を開けてはめ込みです。


RZ50 カウリング装着編(その1)

2017年02月26日 | 乗り物いろいろ

長らく停滞していましたカウリング装着を再開。

角出しは出来てるものの、エンジンやマフラーに当たらない位置を決めるのは

これなかなか微妙な位置合わせが結構面倒です。

あっち削り、こっちに引っ張りと、何とかここならいいでしょ!のような位置を見つけて

フィッティング状態を確認しました。

フェンダーは、もうお決まりの赤しかないですね。

 

あとはラインをソリッドにするかストロボにしようか

ここは迷うところ。

まだまだ続きます。

 


RZ50 カウルステー製作

2016年12月18日 | 乗り物いろいろ

セパハンはちょい溶接不良(不足)があったので、しっかり溶け込ませて完成。

さあ今度は角を作るぞ! ってことで、ちょっと前に製作したカウルステーベースからの角出しと

ベースをフレームに固定するところまでを作業しました。

これが作ったカウルステーベース

フレームのステアリングネックの部分に前方から当てて、後ろに引っ張るような取り付けを考えました。

まずはお決まりの部品作りから。

左はカウルステーベース

上のヘラみたいなのが角

あとはベースを引っ張るボルト類になります。

 

まずはベースに角を付けましょう。

この角にプツプツと穴が開いていますが、ここには6mmナットを挟み込んで溶接してあり

あとからあれこれ装着するときに簡単にねじ止め出来るようにしてあります。

角はベースにねじ止めなので、例えばカウルを小さい物にするとか

後から変更に耐えるように交換式にしました。

ホントはフレームにパイプを直付けしてしまえばそれで終わりなんですけど

レーサーなどは目的が単一ですからそれでいいにしても

一般使用となると、そりゃオーナー変われば好みも変わるし、そういう時に出来るだけ間単に

対応出来る仕組みの方が良いと考えた結果です。

 

角出ししたベースをどうやってフレーム固定するかというと

こうです。

フレームにちょうど左右に貫通する穴が開いており、そこに9mm丸棒を通して両端に6mm穴を開けて

ベースと長ねじで接続して引っ張るという方式にしました。

錆びないステンの長ねじも売ってますけど、どうしても張力を考えると柔らかめの鉄がいいかと考えて

ここは鉄製に塗装を採用してます。

4つのボルトを順次締めていくと、さほど強く締めているわけでもないのに

ベースはまったく動きません。

ねじの張力ってすごいですねえ~

あとはこの角の先にライトやら電装やら色んなものがまとわりつくわけで

ここはしっかり作ってやりました。

さあ~ライトはどんなのにしよっかな!


RZ50 セパハン製作

2016年12月11日 | 乗り物いろいろ

カウリングステーのベースも出来たし、装着を始めたいのですが

車体に対してどれくらいの高さにするかっていう基準がないと

ステーの形・長さ・角度などなど、ディメンジョンが決まりません。

基準はハンドルなんで、ハンドルを購入・・・

でもですねえ、最近のセパハンって造りもきれいだし悪くないのですが

やはり、この手の車体だとレーサー風のあのタイトなやつがいいんですよねえ。

でも、そういうのってタレ角が結構キツイです。

普段使いを考えると、もう少しタレ角の少ない、そうちょうど5度くらいがいいんです。

でも無いですねえ~

無けりゃ仕方ないんで作りました。

 

まずはセパハンを構成している部品の切り出し。

最近はこの手の素材も入手が簡単でいいですねえ。

途中は削ったり、溶接したり、手が汚いので写真なし

こんな感じに出来ました。

跨ってみて手首に負荷が掛からないいい感じです。

ハンドルをゆすったり、手前に引いたり押したりと、溶接の強度テストはOKなようですが

溶接がちょい怪しいところもあるので、後日しっかりと盛りましょう。