こちらは最後の難関であるカウリングステーの製作に入りました。
仕事の作業場が都内に移転してしまったため、平日はまったく作業時間が取れなくなってしまいました。
これは大きいです・・・
進めているRZ50については、前にも触れていますが出来上がり次第売却する方向です。
それでも自分が乗りたいようにしたい方向に変わりはありません。
フルカウルのステーといえば、ステアリングネックの部分に、通称「象の鼻」といわれる突起を溶接して
その先にカウルと接合するステーを付けるのがごく一般的だと思います。
今回、この車両に課したお題として「いつでもノーマルに戻せる」があります。
面倒なことをしないで溶接しちゃえばいいのですが、これは時期オーナーさんがどうにでも出来るようにと
考えた結果です。
それではまず鉄板からステーの土台となる部分の部品を切り出していきます。
ステアリングネックの太さが43mmなので、少し余裕を見て46mmのホルソーで穴を開けて
それを2分割したものを切り出しました。
それにしてもホルソーうるせ~
鉄の切断面(半円形部分)がステアリングネックにはまるようにするのですが
そのまま当ててネジで締め上げれば、当然フレームがザクザクになりますもんね。
ここはゴムで保護することにします。
こんなものがホームセンターで売っていますので、ちょうどよい長さに切ります。
ちょっと幅が広いゴムで直径46mmの曲面にはめるには浮き上がってしまうため
半分以下の幅に調整します。
うまくはまりました。
そのたあれこれ切り出して
直角を意識しながら溶接して
こんな物が出来上がりました。
あとはサンダーできれいにバリ取りして
これをこんな感じではめ込みます。
あとはフレームの後ろ側からネジで締め上げてしまえば
相当しっかりした「象の鼻の土台」が出来上がります。
カウルを外したい時は、これを外せばきれいさっぱりノーマルに戻るというわけです。
ここから先端に付くステーは、前回グースで作った物と同じようなステーを作るわけですが
グースで学んだことを加味して、一味加えたいと目論んでいます。
今日は結構上手くいったな!