雛庵

日々の諸々をのんびり書き綴っております

30/78@子連れ狼

2006-05-06 | 過去記事いろいろ(2006/05/06~2020/10/25)
萬屋錦之介
昭和の銀幕のトップスター!

何年経っても、いつ観ても、錦之介はいいなぁ~!

遥か昔「子連れ狼」を最初に観たときのこと…
拝一刀は冥府魔道に生きる刺客で、しかも裏柳生にも追われる身で、毎回待ち受けている修羅場をくぐり抜けてきたから着物がそうとうくたびれてる。
子ども心にも「スターなのにあんな汚れた着物(もちろん、そう見えるようにした衣装)着るんだ…」と、錦之介の役者魂のようなものを感じたことを思い出す。

錦之介は魚屋や職人、やくざや渡世人から大名・殿様・高貴な人までなんでもはまるし、どんな汚れ役でも憂いが漂う人間味のある魅力的な人になる。
だから、時代を越えても色褪せないんだろうなと思う。

大五郎もかわいい!
初代は迫力もあって、まさに狼の子にふさわしかったね~
その後の運命を誰が想像したかしらね~…

というわけで、武士道と親子の情がぎゅ~~っと詰まった「子連れ狼」全78話
完全確保に向けて驀進中っす