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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
* 紀三井のファファと白はるかキツネ(仮想はてなのお話)
紀三井山 金剛宝寺 02
ゴエーカ;
ふるさとを はるばるここに きみいでら
はなのみやこも ちかくなるらん
紀三井のファファは、50年に1回しか、
顔を見せない、恥ずかしがりやさんであります。
そのくせ、威風堂々としていて、
どっしりしていると、言われています。
このお話は、戦国時代のころのことです。
豊臣秀吉の意によって、紀州征伐の軍勢が、
秀吉の異母弟の羽柴秀長を大将として、
6万もの兵隊を率いてやってきました。
紀三井寺の僧兵たちも、その秀長軍と戦いました。
平二郎は、僧兵たちのリーダーとして、
紀ノ川を舞台に、防戦に努めましたが、
多勢に無勢、とても適うものではありませんでした。
彼は、全身10数ヵ所も傷を受け、
戸板に乗せられて、紀三井寺へと、
運ばれてきました。
つづく
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