copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
* 岡寺イーリーと龍(仮想はてなのお話)
東光山 龍蓋寺 07
ゴエーカ;
けさみれば つゆおかでらの にわのこけ
さながらるりの ひかりなりけり
またまたドターンと昔のことであります。
龍というのは、限度というものがわからない
アホな生きものであります。
しかし、アホというのは人間の考えであって、
龍には、龍の生きる論理を、
立派に抱いているのであります。
人が雨が欲しいと願えば、
それはそれは、大雨を降らすのでありました。
降水何ミリで何時間降らして欲しいなどというように、
量と時間を指定して、
お願いすれば、龍にしてもわからないことは、
なかったのでしょうが、
ただ単に雨を降らしてなどということを
聞きますと、待ってましたとばかり、
世界中の空から、
雲という雲を掻き集めて来るものですから、
下界は堪ったものではありません。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます