巡礼が初めての場合、持参すべき用具や装備が十分か否か分らず、不安を感じます。
私は、通算4回にわたって、フランスとスペインの巡礼路を累計で約1,000km歩きました。その経験に照らして、通常のガイドブックには記されていないが、お勧めすべき携行品をピックアップしてみました。
1.巡礼宿で使用する必需品
1)シーツ
巡礼宿では、各自が携帯するシーツを使うのが原則です。(レンタルで貸してくれる場合もあります。)
私は、保温性に優れ、超軽量(重さ110g)のQuechuaブランドのシルク・ライナーを、パリのデカトロンDecathlonで購入しました。
Decathlonの所在地にについては、私の2011-01-14のブログ「パリ散歩(カフェやお店)」を参照ください。
2)懐中電灯
巡礼宿は、少なくて6人くらい、大部屋では50-60人の相部屋ですが、夜の10時には消灯となりますので、真っ暗になります。
懐中電灯は、ベッドの中でガイドブックを読んだり、夜にトイレに行くときとか、朝まだ暗いうちに起きたときのために不可欠です。
LEDランプの小型のものが、明るくて、電池が長持ちするので、お勧めです。
3)カメラの充電器、アダプター、プラグ
毎日写真と取ると、電池が容量切れになるので、充電器は必携品です。
スペインの電圧は220V、周波数は50Hz です。プラグ形状はCタイプです。
巡礼宿には、コンセントがあり利用が可能です。
4)その他
・耳栓 巡礼宿には同じ部屋で大イビキの猛者がいるので、耳栓があると便利です。
・目覚まし時計 アラーム付腕時計が便利。又は、操作の場合には、音量が小さな、小型・軽量の携帯用にしましょう。
2.アウトドア用の必需品
1)靴擦れ防止クリーム
巡礼者は、誰しも悩む問題です。
私は、フランス人に教わったクリームを使うことにより、靴連れの痛さから解放されました。
それは、SPORTS AKILEINE NOKと言う商品名で、チューブ入りクリームです。
私は、パリの薬局で購入しましたが、インターネットでも販売しています。
2)ポンチョ(Rain cape)
巡礼中に雨が降ったり止んだりの気候に見舞われますが、そんなときには、リュックの上からすっぽりとかぶれるポンチョが便利です。
着脱が簡単・迅速かつリュックに括り付けたりするのも簡単です。
私は、防水性に優れ軽量(重量が330g)のQuechaブランドのポンチョをパリで購入しました。(記事末尾の参考見本参照)
登山用として、ジャケットとパンツがセットになったゴアテックス製は防水性が優れています。しかし、着脱に時間がかかり、重さも600gとなりますので、重い荷物を背負う巡礼者には不向きです。
3)スパッツ
巡礼地は粘土質の地質なので、雨が降ると2-3日は泥んこ道となります。
スパッツを着用することにより、ブーツの中に泥水が入るのを防止できます。
ゴアテックスの生地で、長さが25㎝程度のコンパクト・サイズで十分です。
4)その他
・うおの目保護パッド 足にマメやタコができた時の痛み防止に利用します。商品名は、例えばソルボバンなど。
・レジャーマット 畳半畳程度のサイズ。巡礼道は僻地なので、路傍で昼食を取る時に使います。
・コンパス 道に迷ったときに必要。太陽が見えないときは、方角がわかりません。
Quechua(ケシュア) FORCLAZ 300 LIGHT PONCHO KHAKI GREEN 大人用 8030291-951930 | |
ポンチョの参考見本 | |
Quechua(ケシュア) |
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