植物のふしぎ

植物をはじめ、生物のふしぎな生態をレポートします。
🌷ガーデニング・家庭菜園・草花と自然🌷

梨の木に発生!ナシグンバイ

2024年08月14日 | 家庭菜園

庭に勝手に生えてくる木はすぐ抜くのが吉とのこと。でも、植物好きの私は、鉢に移してしばらく育ててみることにしているのですよ。そのうちの一つに梨の木・・・種が鳥に運ばれて来たのか、はたまた、自宅で食べた梨の種が巡り巡って庭の片隅で芽生えたのか定かではありません。

その木の葉が白くかすれているのに8月に入ってから気づきまして・・・早速調査開始!

葉裏を見ると・・

何やら飛行機みたいなうごめく虫がたくさんいた! 拡大して撮ってみると・・・

ナシグンバイでした。写真の黒いつぶつぶは、こいつらのフンです。タール状で きちゃな~い(>_<)

でも虫本体をよく見てみると、小さな帽子(前突起)をかぶっていたり羽のような肩飾り(翼突起)をつけていたり、ファッションがオシャレというか奇妙というか。なのでもう少し観察続行!横のアングルから見ると・・・

小さな帽子の後ろに立派な垂直尾翼のようなもの(中央隆起)が観察できました。ファッションはやはり動画のほうが分かりやすいのでグンバイムシをモデルにファッションショー開催!!葉の上のランウェイを歩いてもらいましょう。短い動画なのでぜひご覧ください。

ナシグンバイ


それ以外の住人

モモスズメの幼虫

ナシグンバイ被害で真っ白な葉っぱもバリバリ喰ってました。栄養なさそうな葉っぱだけどね。

イラガ

こいつに手の甲を刺されてしまいました。気づかずに触っちまったい。痛いよ〜(T . T)。すぐに流水で洗い流すといいらしいです。そうすればすぐに痛みは引きます。でも数日間腫れは続きました。

このようにこの梨の木、様々な虫にやられて満身創痍。かわいそう。


この梨の木は、これまで一度も花を咲かせたことないのですよ。大きくしないように強目に選定しているのも悪いのでしょうけれど。去年まで毎年赤星病に罹っていたのが、今年はなぜか発生なし。その代わりにナシグンバイにやられました。梨は実をつけるのに複数の品種が必要というし、また、出自不明で実が採れたとしても不味いんでしょっ?。せっかくなので赤星病の取材終わったらサヨナラしたいと思います。

コメント
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