先日リトープスを買い求めました。これまで春秋生育型の多肉植物は何品種も育ててきて自信あるのですが、リトープスが属する冬生育型を育てるのは全くの初めてなのです。やや不安。
リトープスはコロンとした物体の真ん中に割れ目ができたような形をしています。これまた植物の概念を覆すような形です。上から見ると気孔細胞のような形と言えるかもしれません。自生地は南アフリカやナミビアあたりの砂漠地帯で岩や小石に囲まれて生きているそうです。乾燥地帯に生きる植物として進化したといっていいでしょう。すなわち水分保持の観点から葉を無くし丸みを帯びた形状に。そして、植物の少ない土地で動物に喰われないためには、小石と見分けがつかないような外見になる必要があるということ。昆虫でよく見られる擬態をしているということですね。上の写真の状態で売られていたのですが、ナチュラルさを追求するなら植物体と似たような色合いの小石に紛れさせて植え付けるといいのかもしれません。おしゃれにディッシュガーデンにしたいと思ったのですが直根性なんだそう。うまくいかないかもです。
それからこの植物のおもしろい特徴として脱皮をするということが挙げられます。擬態だけでなく脱皮するっていうのも昆虫っぽくておもしろいですよね。さらに魅力を付け加えるなら色鮮やかで綺麗な花を咲かせるのですよ。今後どうなっていくのかどんな花が咲くのか楽しみです。品種もいろいろなので凝り出したら深みにハマりそうな予感。
【今後の予定】
- 第一には冬生育型を枯らさずに栽培すること。まずは無事に冬を越したい
- 脱皮と開花をさせてみたい
- 植物体に合う色合いの小石で植えてみたい
- 無事に栽培できたら数品種を集めてみたい
- 気孔みたいな形のリトープスの気孔はどうなっているのか見てみたい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます