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マキタのコードレスクリーナーCL102Dを試す-その2~紙パック改造編

2014-09-01 00:32:38 | つれづれ日記
RYOBIのBHC720は、7.2Vの割にはパワーもそこそこ。
なかなか捨てがたいものがあります。

今回手にしたマキタの電池クリーナーCL102Dは10.5Vで、BHC720の一個上の機種です。

これと同クラスのYOBI機では、BHC-1000があります。
価格帯もほぼ同じでCL120Dとほぼ同等の仕様、電池交換も同じく簡単です。

ただ、RYOBI機の場合、マキタ機の場合とはザックリと次の2点に違いがあります。

(1) 本体で使うバッテリーはB-1013Lで、他にこれを使う電動工具がほとんどないこと。あるのは電動バリカンだけだとか。。。
(2) 互換バッテリーが出回っていないこと。

このことから、マキタ機を選びました。

話を紙パックに戻しましょう。

RYOBIのBHC720、マキタのCL102Dともに毎日のちょっとした掃除には十分で、重宝しています。
が、残念なことに紙パックが小さすぎるのです。
公称値は、0.33Lとか。

ほぼ直方体なので、測ってみたところ、4.8×5.3×10=254.4(cc)でした。
(小さっ!)

そこで、見つけたのが、パナソニック純正の紙パックAMC-U2。
(2層構造10枚パック。2014.9.1現在Amazon価格¥627。)
※ちなみにマキタもリョービも紙パックは1層構造です。

容量についてメーカー公称値は出ていません。
なので、これを無理やり直方体にして、容積を少なめに計算してみると、
5×9×15=675(cc)。

おおよそ、マキタの2.6倍。
実際には、3倍近いかも知れません。
吸引力が落ちにくい!! 交換の手間が半分!!

これが使えれば。。。

マキタ純正紙パックとAMC-U2とでは、取付け口の厚紙の形も大きさも違います。
とはいえ、穴の大きさは近い。

それならAMC-U2の厚紙に細工をして、これにマキタの厚紙を貼り合わせれば、使えそうです。

というのでモノは試しでやってみました。

1.用意した物
 アラビア糊(ボンドでもOK)、ハサミ、鉛筆、
 使い終わった(新品OK?)マキタの紙パック、パナソニック紙パックAMC-U2。
 ※接着は両面テープでは厳しいかも。

2.マキタ紙パックの取付け口厚紙を、使い終わった紙パックからそっくり剥がします。
 ※ゴミが飛び散らないように気をつけながら。

3.次は、パナの紙パックAMC-U2の厚紙を、下の部分を薄く残して剥がします。
 ※厚紙の端を何回か折り曲げてやると、厚紙がほぐれてはがしやすくなります。




4.マキタの厚紙の型をパナのAMC-U2にトレースします。




5.AMC-U2の厚紙が接着されていない部分を折り曲げて、余分な部分を切り取ります。
 特に、両サイドの厚みは、本体にセットする際、ハメ込みにくい原因になるので要注意です。
 ※画像の色が違いますが、ストロボの電池切れで光源が変わったためでした。(爆)




6.同じく穴もハサミで切り広げます。紙が薄いので楽に型どおりに切れます。




7.マキタの厚紙をのりづけして乾燥したら、アダプターを忘れずに。




8.紙パックを適当に広げながら、本体にセットします。
 アダプターと本体に隙間がないか、ガタがないか一応確認します。
 ※ここに隙間があると、紙パックの外側にホコリとか砂とかがワンサカこぼれることになります。体験済み。




これで完了です。

<追記1>…OKバージョン
改造紙パックの元となる紙パックの発見。
パナのAMC-U2以外にも、使えそうな紙パックを2個見つけました。

(1) 東芝:VPF-11 10枚2層 → ¥628
(2) ツインバード:TC-4330 10枚2層 → ¥684
※いずれもAmazon 2014.9.1現在。

<追記2>…ダメバージョン
パナAMC-U2の厚紙をマキタの紙パックの厚紙と同じ大きさに切りそろえるのはどうか。
と、最初に思いついたのが、この方法。簡単そうに思えました。が。。。

パナAMC-U2の厚紙の縦方向が寸足らずでした。が、何とか間に合わせられそうです。
やってみると、この厚紙はしっかり固く、普通のハサミではなかなか手ごわい。
また、穴を拡大するのもなかなかしんどい。
枝切り鋏なら楽に切れましたが、切り口がボロボロ。
テンション下がりまくりでした。
ようやくできたと思いきや、今度は蓋が閉まらなかったり、切りすぎたりとかで整形に手間と時間を思いのほか費しました。
なので、1回限りの挑戦で終了。

<追記3>…ダメバージョン
紙パックをセットしやすくするために、パナの紙パックをバラシて直方体に近い形にしてみました。
が、時間と労力の無駄でした。

(1) 元々の接着がしっかりくっついて剥がれにいので、ムリをすると破れてしまう。
(2) 紙パックの接着が難しい。液体ノリは吸い込んでしまうので張り合わせにくい。
できなくはないが、思った以上に手間ヒマかかり、その割には大した効果の差はなさそう。

ということで、これも1回限りとしました。