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RYOBIのコードレスクリーナーBHC-720にマキタ電池BL1013を流用?!

2014-09-17 01:35:41 | つれづれ日記
以下は、去年の秋頃に買ったコードレスクリーナーRYOBI BHC-720。
これに、マキタBL7010互換電池(以下BL7010と表記)が使えるかどうかを試してみたメモです。

充電池自体を加工するほどの技量も設備もない。
時間の余裕もない。
ということで、コード結線だけでやれるところまでにしました。
ハンダ付けまでは予定の範囲でしたが、結局、使ったのは、ペンチドライバー、ヤスリ、ニッパー、カッターナイフだけ。

実は、前回、過放電をやってしまったので、裏ワザで復活させた話を書きましたが、またまた、3回目の過放電をやってしまい、さすがに充電池の性能がおかしなことになってしまいました。
フル充電でも2~3分程度しか持続できなくなってしまいました。

1.試行プラン

新品電池と入れ替えるには、約5,000円(代引き、送料込み)ほどの出費となります。
下の画像がその内蔵バッテリー。案外セコイ作りになっています。


試しに、手持ちのマキタ充電池BL1013(10.5V 2000mAh)が使えるか、つないでみると。
スイッチを入れたとたん、唸り音とともにモーターが高速回転し始めました。
即座にスイッチオフ。

この調子で回し続けると間違いなく数分も経たないうちにモーターが焼き切れる。。。

ということは、電圧7.2Vに合わせれば、リチウムイオン電池でもいけるかもしれないという仮説を立ててみました。
理屈の上では問題なし。
しかもBL1013互換電池は、2,000円という低価格ながら、5,000円のRYOBIの内臓ニッカド電池の性能を上回ります。
そこで、最後の悪あがきをやってみることにしました。

まずは、お手軽にAmazonで検索。

候補が2つほど。

(1) ラジコン用のニッケル水素充電池が約2,500円。
形状も、BHC-720用電池に近い縦長の円筒形。

形も似ているし、いけそうな予感。
※ニッカド電池は、自然放電の少ないニッケル水素に劣るので候補から脱落。

(2) 下図のマキタ充電池リチウムイオンBL7010互換電池が約1,600円。

(Amazonより抜粋)
リチウムイオンは、メモリー効果もなく、自然放電も少ないらしい。
決定打は、買ったばかりのマキタBL1013用充電器で共用できるという点。
コスパではほぼ決定。

ただ、問題なのは、コネクター形状の違うRYOBI BHC-720にセットできるかどうかです。
BL7010を買う前に、この互換電池とBHC-720の電池室の形状を比較してみました。

RYOBIの電池の幅が、マキタ充電器のセット口より広い。
つまり、RYOBIクリーナーBHC-720の電池室は、BL7010をセットできる可能性が高い。

イメージ図はこうです。

コネクターは旧電池のものを流用します。失敗しても、新品電池を買えば使えるように本体側はそのまま。
黄色のリードは無視。
直流では、黒リードは(-)、赤リードが(+)。平型プラグに手を加えて電池プラグアダプタを作ります。
何となく行けそう。

ということで、互換電池BL7010、それに電池と本体をつなぐ接点となる平型プラグを買うことにしました。

2.加工

電池が到着したので、近くのホームセンターで平型プラグを入手。
電池1,600円+平型プラグ100円=1,700円なり。

まずは、平型プラグの金属部分を削って電池に差し込めるようにします。
この辺りは適当。

差込み金具(電極刃)をペンチで少し広げて、幅6mmを1mmほど、厚さ1.5mmを1/2ほど内側からヤスリで削り取ります。
プラスチックカバーも両サイドをサンドペーパーで削ります。
ここでは両サイド1mm~2mm程度ずつ削りました。

内臓電池のリード赤、黒、黄色の3本のうち、必要なのは赤(+)と黒(-)の2本。黄色は無視。
コネクターに4~5cmほどリードを残して切断。
これを平型プラグにつないで、アダプターの出来上がり。

これを本体に取り付けます。
といってもただBHC-720の電池室に差し込むだけ。
少しキツメに差し込める程度に隙間を調整します。

これがセット状態。

電池は固定されてはいないので、つまんで揺らすとややぐらつきます。
が、逆さにした程度では抜け落ちません。
見た目は「う~ん」なのですが・・・。

3.試用

試しに、お部屋のクリーニングをやってみると、なかなかのパワー。
放電もほとんど問題にならないレベル。
使用中の重量バランスもまあまあ。
BL7010(126.5g)は、純正ニッカド電池(285.5g)よりも150gほど軽いので違和感はありません。

3回ほど充電してみましたが、ニッカドよりいい感じです。
※当然ですが、従来のコードでは充電できないので、マキタの充電器に乗せて充電します。
使い終わるたびにコードを接続しなくてもいいというのもいい。

1週間ほど使った感想は、RYOBIがなぜ汎用のリチウム電池が使えるクリーナーを作らないのか理解に苦しむのでした。
。と言えるほどの使い勝手の良さに自己満足。

十中八九というか99%、純正ニッカド電池に戻ることはない気がしますね。

そのうち暇を見つけて、プラモのエポキシでも使って、平型プラグのコネクタを本体に固定しようか思います。

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≪改造から3か月たった12月初めの経過メモ≫

未だ、樹脂製の電池室は未完成ですが、改造後3か月たちましたが、今なお快適に使えています。

1ランク上のマキタと比べても吸い込みが強力な気がします。

それにヘッドの動きがマキタのものよりも軽い感じ。

ヘッドの裏側についているゴム製のヘラの幅をマキタと比べると、RYOBIの方が僅かに狭い。

なので、RYOBIの場合、前後の動きで引っかかりが少なく、吸い込みやすい構造になっています。
よく考えられています。

マキタ製をしのぐ基本性能を持っているだけに、電池室の改良というユーザー目線の発想があればと惜しい気がしますね。