8月12日(火)時々
尾白川渓谷
甲斐駒登山口となっている竹宇駒ケ岳神社付近、尾白川沿いのキャンプ場は尾白川渓谷のハイキングコースの起点でもある。このコースを辿ると名瀑と言われる神蛇の滝がある。4年前、野わけから家族で歩いたがかなり道が危なっかしく、まだ下の子を背負子で担いでいたのもあり、お目当ての滝まで辿り着けずに引き返したという経験がある。そのリベンジと明日の甲斐駒登山の足慣らしも兼ねて神蛇の滝まで歩いた。
尾白川渓谷の河床は甲斐駒と同じ花崗岩であるため、渓流や淵の透明度は抜群で深いエメラルドグリーンの色がきれい。所々に真っ白な小さな砂浜もある。コースにはかなり本格的な滝がいくつもあるが、まずはお目当ての神蛇の滝を目差してズンズン進んだ。アップダウンは結構あるが、道は思ったよりも危なっかしくない。いくつもの滝や淵をとりあえずやり過ごして、最後の斜面を登ったところに神蛇の滝の観瀑台があった。
滝は谷を隔てた向かいの斜面を落ちているが、さほど遠くない位置にあり轟音もよく聞こえてくる。広葉樹林の目にしみる緑の中、3つの釜をもち3段に渡って落ちる姿は豪快にして優美。これは本当に名瀑だ。
この更に40分先に不動の滝があるが、テントの準備もあるので引き返す。「下りの渓谷道は危険なので尾根道を戻れ」という看板が立っていたが、それでは途中やり過ごしてきたいくつもの滝に寄れないので来た道(渓谷道)を戻った。
神蛇の滝からほど近いところに「百合ヶ淵」という深い青色の淵があった。その淵に轟音を立てて落ちる滝が岩陰の樹間越しにわずかばかり見える。「危険立ち入り禁止」とロープが張ってあるところを失礼して行けそうなところまで下りたら立派な滝が現れた。これは見ないと損。
渓谷に沿って大小の滝がいくつもあるが、この滝には名前がない。これほど立派な滝に名前がないなんて、よほどこの渓谷には滝がたくさんあるということなのだろう。
でもこの滝は豪快で規模も大きくて是非名前が欲しい。月並みだが「尾白の滝」と命名しよう!
尾白川の渓流に近い家族連れで賑わうキャンプ場が今夜の露営地。みんなバーベキューをしたり花火をしたり楽しそうだが、明朝早くに甲斐駒へ出発するpocknは早く寝るだけ…
夏山08 黒戸尾根から登る甲斐駒ケ岳
尾白川渓谷
甲斐駒登山口となっている竹宇駒ケ岳神社付近、尾白川沿いのキャンプ場は尾白川渓谷のハイキングコースの起点でもある。このコースを辿ると名瀑と言われる神蛇の滝がある。4年前、野わけから家族で歩いたがかなり道が危なっかしく、まだ下の子を背負子で担いでいたのもあり、お目当ての滝まで辿り着けずに引き返したという経験がある。そのリベンジと明日の甲斐駒登山の足慣らしも兼ねて神蛇の滝まで歩いた。
尾白川渓谷の河床は甲斐駒と同じ花崗岩であるため、渓流や淵の透明度は抜群で深いエメラルドグリーンの色がきれい。所々に真っ白な小さな砂浜もある。コースにはかなり本格的な滝がいくつもあるが、まずはお目当ての神蛇の滝を目差してズンズン進んだ。アップダウンは結構あるが、道は思ったよりも危なっかしくない。いくつもの滝や淵をとりあえずやり過ごして、最後の斜面を登ったところに神蛇の滝の観瀑台があった。
滝は谷を隔てた向かいの斜面を落ちているが、さほど遠くない位置にあり轟音もよく聞こえてくる。広葉樹林の目にしみる緑の中、3つの釜をもち3段に渡って落ちる姿は豪快にして優美。これは本当に名瀑だ。
観瀑台は短い板を渡した一枚岩。ここに乗れば遮るものなく滝の全容を望むことができる。 それにしてもこの岩は平らなテラス状で、まるで誰かが滝を見るためにわざわざしつらえたようにうまい具合にそこにある。そのテラスで滝を心行くまで眺めた。 |
この更に40分先に不動の滝があるが、テントの準備もあるので引き返す。「下りの渓谷道は危険なので尾根道を戻れ」という看板が立っていたが、それでは途中やり過ごしてきたいくつもの滝に寄れないので来た道(渓谷道)を戻った。
神蛇の滝からほど近いところに「百合ヶ淵」という深い青色の淵があった。その淵に轟音を立てて落ちる滝が岩陰の樹間越しにわずかばかり見える。「危険立ち入り禁止」とロープが張ってあるところを失礼して行けそうなところまで下りたら立派な滝が現れた。これは見ないと損。
渓谷に沿って大小の滝がいくつもあるが、この滝には名前がない。これほど立派な滝に名前がないなんて、よほどこの渓谷には滝がたくさんあるということなのだろう。
でもこの滝は豪快で規模も大きくて是非名前が欲しい。月並みだが「尾白の滝」と命名しよう!
尾白川の渓流に近い家族連れで賑わうキャンプ場が今夜の露営地。みんなバーベキューをしたり花火をしたり楽しそうだが、明朝早くに甲斐駒へ出発するpocknは早く寝るだけ…
夏山08 黒戸尾根から登る甲斐駒ケ岳