POKUPOKU GARAGE 備忘録

主にバイク関連

R1-Z ステップバーと電装品修理

2024年03月21日 | R1-Z

だいぶ前から変更していたのですが、ステップバーをホンダのCB1300やゼルビスの純正品に変更してます。

このステップ面白い構造してます。
分解するとこんな感じ。
ゴムの部品が袋状になっていて、振動が伝わりにくい構造になっています。
ナットが溶接されたプレートを中に入れて、下からボルトで固定します。



分かりづらいかもしれませんが、指で押すと凹みます。

ヒールプレートにカカトを付けると振動が伝わりますが、高速道路等で意識的にカカトを離して運転するとだいぶ楽です。


取付にはステップホルダー側との寸法が合わないので、ステップ側を削って幅を詰めホルダー側はストッパー部にプレートを溶接してかさ増しします。


次は電装不具合2点修理。
ウインカーリレーに安い物を使用していたら、点滅が強弱になってきました。

キタコのLEDウインカーリレーに変更します。

このリレーはストマジでも使用しています。
オーディブルタイプなのでシート下からステアリングヘッド付近に移設します。


黄色いマジックテープで太い配線に固定しました。
前にあった方が音が聞こえ易いだろうと思って移設しました。

次はスマホホルダーです。
充電機能が付いているのですが、去年末に充電しなくなりました。

ホルダーはそのまま使用するとして、充電用の配線は根本から切断して、新たにデイトナのUSB配線を引き直しました。

普通に充電できるようになりました。









R1-Z リアマスターシリンダー変更の続き

2024年03月13日 | R1-Z
マスターに直接付くリターンスプリングが、ドカティブレンボにはアフターパーツで無さそうなので、純正位置にスプリングを付けます。


3LNのブレーキペダルを使っているのですが、3XCと似た仕様にしてみます。




3LNのままでも使えそうだったのですが、スプリングが引っ掛けにくかったです。

画像はいきなり完成してますが、横に生えてるステー切断→M8の通し穴が開いたプレート作って溶接→サンドブラスト・塗装

ステップホルダーにM6のネジ穴作ります。


アルミの丸棒 直径20mm 長さ10mmを用意。


偏心した位置にM6の通し穴を開けて、皿モミ。

スプリング取り付け


ステップホルダーに偏心カム取り付け。
これで、ブレーキペダルの位置を調整できます。
このカムもブラストして黒で塗装しようかと思っていましたが、付けてみたらこのままでも良いかな。

車両に取り付け。

これで機能は大丈夫だと思います。







R1-Z リアマスターシリンダー変更

2024年03月11日 | R1-Z

リアブレーキマスターシリンダーは、ヤマハのブレンボ1/2(12.7mm)を付けていました。

リアホイール変更に伴い、リアのキャリパーが純正からブレンボの旧カニに変更になりました。


旧カニはピストン径小さいので、マスターシリンダー径が1/2(12.7mm)だと大きいようです。
試乗しましたが、踏み代が無く効きが悪いです。

小さいのを探すと11mmがあります。

WR250等のリザーブタンク一体タイプ


ドカティの旧カニを純正採用しているモンスター等

で、お安いドカティの中古品をポチりました。
WRのヤツだとリザーブタンク一体でリザーブタンク小さくてエア抜き大変そうだし、フタがシリンダーに対して角度が付いているので、取付角度が制約されてしまうのも面倒臭さそう。



確認の為、マスターバラしてピストン径計測。
11mmでした。
掃除・グリスアップして組付け。

色々測ってステー製作


オフセット調整でカラーを接着


つや消し黒塗装

プッシュロッドも長い半ネジを買ってきて、頭を落とし先端をシコシコ削りました。



左がドカティ純正で、右が今回作ったプッシュロッド。
ドカティのクレビスはピンφ6mm ネジM6でした。
製作した方は、ピンφ6mm ネジM6のクレビスを買ってきてピン穴を8mmに拡大してヤマハ純正のクレビスピンφ8mmが使えるようにしました。

クレビスは基本ピン径とネジ径が同じものが多いようです。
Y字ロッドエンドジョイント・Yジョイント・2山ナックルジョイント等、色々な名称があるのも知ることができて勉強になりました。


では、取り付けてみます。

フレームから生えてるステー


今回作ったステー取付。
抜き穴の位置も大体同じ。

ドカティブレンボマスター取り付け。

そこそこキレイに収まりました。

リザーブタンクはブレンボ純正を使いました。

国産のリザーブタンクホースは内径7mm
ブレンボは内径6.2mmらしいので、合わせた方が無難だと思います。

リザーブタンクは純正の位置へ。

ホースはキジマの内径6mm(ブレンボ可)と書かれているリザーブタンク用ホース


試乗してきましたが、普通に使える様になりました。

このマスターを使うとペダル高さがプッシュロッドの調整では出来なくなるのと、リターンスプリングが前のヤマハブレンボと同じ物は使えないので、もう少し手を加えます。