入園に備えて娘のズボンを買い足そうと、近くの駅ビルに買い物に行きました。
買い物のあと、屋上のこどもの遊び場に行ってみたら、何かのサークルの集まりもあったみたいで、人で溢れていました。
娘は知らない人がたくさんいるところでは、ひるんで遊べなくなるタイプだったので、どうかなと思いつつ様子を見ていましたが、遊びたい遊具を見つけたようで、その近くでじっとたたずんでいました。
それは大きなタイヤのブランコで、すでに娘よりちょっと大きいお姉ちゃんたちが使っていました。たぶん当分あかないだろうと思い、娘の側に行き、「おねえちゃんたちが今遊んでいるから後にしたら?」と声をかけました。すると娘は「ママはあっちに行っていて!」と私に言い放ちました。ちょっとびっくりしましたが、それでは、と遠巻きに様子を眺めてみることにしました。
すると娘は「一緒にあそぼ!」とお姉ちゃんたちに声をかけ、仲間に入れてもらったのでした。
しばらくその様子をみていましたが、あんなにたくさんの人がいるところでは遊ぶのをためらっていた子がずいぶんたくましくなってきたなあ、成長したんだなあと思ったとたん、ぶわっと涙が出てきてしまいました。
人前でちょっと恥ずかしかったのですが、止まらなくなってしまいました・・・。
娘は公園でお友達にお砂場道具を貸せなかったり、知らない子が近づいてくると嫌そうな顔をする時期があって、私が外で遊ばせるのが苦痛になってしまったときもありました。そういうことを考えると、子供はいつまでも同じではない、成長していくんだ―と改めて感じてしまいました。
でも、涙まで出てしまったのは、成長した実感だけではなく、娘が自分ひとりで歩き始めていることに気づいたからだと思います。いつも私にべったりだった娘が自分で考えて自分で行動をし始めたのを目の当たりにし、だんだん自分から離れていくんだなあ・・・と感じたからかもしれません。
だけど、まだ3歳。人とつきあうのはまだまだへたくそです。お姉ちゃんとの遊びをみてたって、お姉ちゃんたちのペースを乱してるのはやっぱり見ていてわかりました(笑)。幼稚園に入ったら、また色々壁にぶつかることがあると思いますが、これから学んでいってもらいたいです。
遊び終わった後に行った本屋さんでマーガレット・ワイズ・ブラウンの『たいせつなこと』という絵本を見つけました。この最後のページの言葉が自分の今のきもちそのものだったので、思わず買ってしまいました。
あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは
からだと こころを ふくらませ
ちいさな いちにんまえに なりました
そして さらに
あらゆることを あじわって
おおきな おとこのひとや おんなのひとに
なるのでしょう
でも あなたに とって
たいせつなのは
あなたが あなたで あること
内田也哉子さんの訳もとてもすてきです。
娘が娘らしくいられるように成長を見守っていきたいです。
買い物のあと、屋上のこどもの遊び場に行ってみたら、何かのサークルの集まりもあったみたいで、人で溢れていました。
娘は知らない人がたくさんいるところでは、ひるんで遊べなくなるタイプだったので、どうかなと思いつつ様子を見ていましたが、遊びたい遊具を見つけたようで、その近くでじっとたたずんでいました。
それは大きなタイヤのブランコで、すでに娘よりちょっと大きいお姉ちゃんたちが使っていました。たぶん当分あかないだろうと思い、娘の側に行き、「おねえちゃんたちが今遊んでいるから後にしたら?」と声をかけました。すると娘は「ママはあっちに行っていて!」と私に言い放ちました。ちょっとびっくりしましたが、それでは、と遠巻きに様子を眺めてみることにしました。
すると娘は「一緒にあそぼ!」とお姉ちゃんたちに声をかけ、仲間に入れてもらったのでした。
しばらくその様子をみていましたが、あんなにたくさんの人がいるところでは遊ぶのをためらっていた子がずいぶんたくましくなってきたなあ、成長したんだなあと思ったとたん、ぶわっと涙が出てきてしまいました。
人前でちょっと恥ずかしかったのですが、止まらなくなってしまいました・・・。
娘は公園でお友達にお砂場道具を貸せなかったり、知らない子が近づいてくると嫌そうな顔をする時期があって、私が外で遊ばせるのが苦痛になってしまったときもありました。そういうことを考えると、子供はいつまでも同じではない、成長していくんだ―と改めて感じてしまいました。
でも、涙まで出てしまったのは、成長した実感だけではなく、娘が自分ひとりで歩き始めていることに気づいたからだと思います。いつも私にべったりだった娘が自分で考えて自分で行動をし始めたのを目の当たりにし、だんだん自分から離れていくんだなあ・・・と感じたからかもしれません。
だけど、まだ3歳。人とつきあうのはまだまだへたくそです。お姉ちゃんとの遊びをみてたって、お姉ちゃんたちのペースを乱してるのはやっぱり見ていてわかりました(笑)。幼稚園に入ったら、また色々壁にぶつかることがあると思いますが、これから学んでいってもらいたいです。
遊び終わった後に行った本屋さんでマーガレット・ワイズ・ブラウンの『たいせつなこと』という絵本を見つけました。この最後のページの言葉が自分の今のきもちそのものだったので、思わず買ってしまいました。
あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは
からだと こころを ふくらませ
ちいさな いちにんまえに なりました
そして さらに
あらゆることを あじわって
おおきな おとこのひとや おんなのひとに
なるのでしょう
でも あなたに とって
たいせつなのは
あなたが あなたで あること
内田也哉子さんの訳もとてもすてきです。
娘が娘らしくいられるように成長を見守っていきたいです。
茨木のり子さんの詩も、今回の文章も大切なことを思い出させてくれますね。
自分の思い込みで子供を見ていたり、
そんなつもりで育てていないと思っているのに、ときどきはっとします。
でもそうやって心をあらたにするのは大切なことですよね。
本を読んで、子育ての本来の意味を思い出させてもらえることは多いなあと感じています。
ときどき初心を忘れてしまうので(笑)。
私も娘は「こんな感じの子なのかな」と思っていると、
また違った面が見えてきて、驚くことがあります。
子供はそういう時期もあるということも含めて、
色々な表情を持っているのが最近わかりました。
でも子供の変わらない「核」というのはあると思うので、
それをわかってあげつつ、いろんな場面に対処してあげなければいけないな~と思っています
いろんな事が上手になってほしい反面、あんまり自立しちゃうと寂しかったりするかも。勝手だね~(笑)でもこうゆう細やかな自立を大切に見守るうちに、親もよりよい子離れできて、その時が来たら気持ちよく背中を押してあげられるのかもね。あ、その時を思ってまた泣いちゃった?(笑)
詩みたいに、その子らしい生き方させてあげたいな。私自身もそうありたいなー(^.^)
長文ばっかりで読むのが大変だったことでしょう。
それも堅い話ばっかりだったしね(笑)。
いや~ミカリンも涙してしまったのですか。やっぱり姉妹ですね・・・。それに娘の状況を細かく見ててくれたものね。
でも、うまく書けてないんだけど、自立の芽が見えたのは、本当に本当にうれしかったんだ。遠くへ行ってしまうかも・・・という気持ちよりも。
息子さんも最近、どんどん変わっていって、おばちゃんはほほえましい気持ちで成長を見守っています♪
本当にこどもらに気持ちよく背中を押してあげたいね。