Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

百人一首

2010年12月04日 | 日々のこと
娘も小2になりそろそろ覚えるにはいい頃かなと思い、お正月も近づいてきたので、今年は百人一首のかるたを買いました。

最近はなかなか読む機会がありませんが、高校時代、私は古典がとても好きでした。日本語の古語の響きはとても耳に心地よく、美しいと思います。
そのころ暗記したものは、あやふやながら今でも結構おぼえていたりします。平家物語や徒然草の冒頭部分とか。

娘にも、古語の響きの美しさに触れさせてあげたいなと前々から思っていました。

今、月に1回シュタイナーの勉強会に行っています。ちょうど読んでいる本(『シュタイナー教育の基本要素』)の中に書いてありましたが、乳歯が永久歯に生え変わる時期の7歳から14歳までは習慣、記憶、気質が育つ時期であるそうです。
「大切なのは、この時期に記憶を育成することです。そして記憶の育成は機械的な方法でなされます。計算機を使うのではなく,九九を機械的に記憶したり、詩を暗記したりします。この時期の子どもに関して、理解した後で覚えるようにと主張するのは、唯物論的な判断です」ということでした。

だから、娘にも意味を理解することを求めずに、百人一首を音の響きを楽しみながら覚えればいいのかな、と。

始めてまだ数日しか経ってませんが、娘も百人一首を楽しんでいます。
少しずつ、覚えた歌も増えています^^

私も遊びにつきあうのなら、百人一首だとおつきあいもしやすい♪

かるたは、絵を見て決めたかったので、神保町の奥野かるた店で購入しました。
そちらでは、たくさんの百人一首のかるたが展示してあり、古い時代のものもあってとてもおもしろかったです。
百人一首以外のかるたもたくさんあって、ベルばらのかるたもありました!ちょっと欲しかったかも(笑)

でもかるたの絵は、メーカーによって多少顔の雰囲気はちがうものの、そんなに大きくは変わらない印象でした。

ちなみに私たちが購入したのは、京都の田村将軍堂というメーカーのものです。







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