#「いっしょにお茶を」 新着一覧
16、わが家の正月 ②
・正月、私は鏡餅を供える三方や、神棚のこまごましたものを探したが、無論なかった。奄美にはお鏡餅も天照皇大神の神棚もないのだ。私は三方や餅を入れるもろぶたを買った。しめ飾り
16、わが家の正月 ①
・私が夫と結婚していちばんびっくりしたのは、正月のしきたりであった。夫は奄美大島の出身...
15、女・結婚・幸福
・この間、妻は家庭にいて子供にありったけの愛情を注ぐべきか、それとも自分の仕事を持つべ...
14、男も一人で生きられない
・宝塚歌劇を見に行っての帰り、宝塚大橋を通っていて、連れの人に、「ここの橋、例のモニュ...
13、女のいい顔
・「素直な女性」というのは、いいイメージを喚起する言葉で私は好きであるが、どういうのを...
12、カモカ連
・今年で阿波踊りも四回目になる。実に不思議なご縁である。「徳島のご出身ですか」とよく聞...
11、上方に住む
・私はもう半世紀、大阪とその周辺で暮らしている。大阪、尼崎、神戸、伊丹と小さい輪を描い...
10、小説を書く
・神戸に十何年住んだが、伊丹へ移った。神戸では山手と下町と二つの住居を持った。山手の家...
9、花を楽しむ
・私は大阪の下町に育ったので、庭で花を作って楽しむということがなかった。四坪くらいの庭...
8、キライな人とつきあう法
・我々が幸福になるためには、いつも好きな人に取りまかれていたい。自分の好きな人に自分も...
7、手紙のすすめ
・私は手紙を書くのはおっくうがるくせに、もらうのは大好きだ。私のところには未知の人から...