#「小倉百人一首」 新着一覧
12番、僧正遍昭
<天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよをとめの姿 しばしとどめむ>(天空を吹く風よ 雲の中のかよい路を吹いて閉ざしておくれ天へかえる少女たちをもうしばらくとどめておきたいか
11番、参議篁
<わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと人には告げよ 海人のつり舟>(はるけき大海原にあ...
10番、蝉丸
<これやこの 行くも帰るも わかれてはしるもしらぬも 逢坂の関>(これがかの有名な逢坂...
9番、小野小町
<花の色は うつりにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに>(花の色はもはや...
8番、喜撰法師
<わが庵は 都のたつみ しかぞすむ世をうぢ山と ひとはいふなり>(わが庵は 都の東南 ...
7番、阿倍仲麿
<天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に 出でし月かも>(大空はるかに ふりあおげ...
6番、中納言家持
<かささぎの わたせる橋に おく霜のしろきを見れば 夜ぞふけにける>(冬の夜空に凍りき...
5番、猿丸太夫
<奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の声きくときぞ 秋はかなしき>(秋もたけた山の奥ふかく散...
4番、山部赤人
<田子の浦に うち出でてみれば 白妙の富士の高嶺に 雪は降りつつ>(駿河の国の田子の浦...
3番、柿本人麿
<あしひきの 山鳥の尾の しだり尾のながながし夜を ひとりかも寝む>(山鳥のながながし...
2番、持統天皇
<春すぎて 夏来にけらし 白妙の衣ほすてふ 天の香久山>(早も 春は過ぎゆき 夏が来た...