#「新源氏物語」 新着一覧
31、若菜(下) ④
・源氏の長男、夕霧右大将は、大納言になった。源氏は冷泉帝のご譲位を、複雑な思いで受け止めた。お世継ぎが、お出来にならなかったことを、ひそかに残念に思っている。新
31、若菜(下) ③
・兵部卿の宮は、まだ独身でいられた。玉蔓を妻にと望まれて、成らず、女三の宮を得ようと、...
31、若菜(下) ②
・柏木は少年の頃から、朱雀院の帝のご寵愛を頂いて、おそばで仕えていた。院が出家なさって...
31、若菜(下) ①
・女三の宮の女房、小侍従は、柏木に返事を書いた。「お手紙、何のことをおっしゃっていられ...
30、若菜(上) ㉖
・柏木一人、沈みこんでいるのを見て、源氏は、「どうなされた。疲れられたか?」源氏の声で...
30、若菜(上) ㉕
・春の一日、蹴鞠に疲れて、夕霧と柏木は寝殿の階段に、腰を下ろして休んだ。女三の宮の御殿...
30、若菜(上) ㉔
・まじめ男の夕霧でさえ、そうなのであるから、熱心に女三の宮に恋していた、柏木衛門督に至...
30、若菜(上) ㉓
・女御のそばを離れて、源氏と明石の上だけの、大人の会話になった。「あなたが情理知りのお...
30、若菜(上) ㉒
・源氏は女三の宮の部屋へ、来ていたのだが、仕切りのふすまを開けて、ふいに娘の明石の女御...
30、若菜(上) ㉑
・明石の入道は、妻の尼君への手紙は、詳しく書かず、ただ、「この月の十四日に、草庵を捨て...
30、若菜(上) ⑳
・三月十日過ぎ、明石の女御はご安産なさった。かねてたいへんな心配で、大げさな加持祈祷を...