#「新源氏物語」 新着一覧
37、幻 ③
・衣更えの季節となった。今までは妻の仕事として、夏の装束を紫の上が、源氏に贈っていたが、今年は花散里が、衣装を新調する。賀茂祭の日も、源氏はつれづれである。女
37、幻 ②
(満開だった桜が散って)・源氏は、つれづれなるままに、女三の宮のもとへ出かけた。若宮も...
37、幻 ①
・新春となったが、源氏の心は悲しみに閉ざされて、年賀の人々と会う気もしない。紅梅はちら...
36、御法 ③
・紫の上の側近く仕えた人々は、みな夢うつつのように、ぼんやりして、頼りになる者もいない...
36、御法 ②
36、・紫の上は、明石の中宮のお生みになった、宮たちの中でも、とりわけ自分が手元でお育て...
36、御法(みのり) ①
(今朝のソメイヨシノ)・紫の上は、あの大病以来、からだがたいそう弱った。どこが悪いとい...
35、夕霧 ⑩
(ユキヤナギ)・少将の君の案内で、塗籠に入ってきた夕霧を見て、(みんな、わたくしの味方...
35、夕霧 ⑨
(今朝のソメイヨシノ)・半ば強引に、宮のお居間へ入った夕霧に、宮はお心をこわばらせて、...
35、夕霧 ⑧
(ほころび始めた陽光桜)・夕霧は今はもう、実力行使しかないと考える。いろいろ尽くしてき...
35、夕霧 ⑦
(雨に洗われた竹林)・母君、御息所の病気平癒のため、比叡のふもとの小野に、転居された亡...
35、夕霧 ⑥
・御息所からのお文を、翌朝見つけた夕霧は、胸さわいだ。かの一夜のことを、御息所はお気に...