前回は主に電装関連の部品の搭載に関する記事 でした。
今回は、パソコンを使った設定に関して、出来るだけ判りやすく且つ可能な限り完璧を目指して行こうと思います。
なお新しい発見や、より正確な情報や技術的な工法等を思いついた際に、過去記事は随時加筆していきますので、たまに読み返してみてください。
それでは、まずDJIアシスタント2を使ってフライトコントローラーを自分好みに設定していきますよ。
DJIジャパンのN3紹介ページ→http://www.dji.com/jp/n3/info#downloads
上記ページを開き、中ほどにある「N3ダウンロード」でお使いのパソコンのOSに合った「ソフトウェア」 DJI Assistant 2のデータをDLします。
私の場合は、パソコンがWindowsですので、窓マークのZIPをクリック!回線の環境にも因りますが、結構時間掛かります。
・・・・これね私が書くより断然判りやすい良いサイトが有ったので、貼っておきます→
と、ここで残念なお知らせです。うちのPCでアシスタント2が起動できませんでした
何が逝けないのか判りませんが、ルート何たらがどうしたこうしたで、ソフトが立ち上がりません。Phantom2のアシスタントソフトはちゃんと立ち上がったんですけどね、
パソコン古いからかな?どっちにしてもこれ以上は今の段階では進めないっすね。チョイ新しいPC導入します。
暫し待たれよ
午後3時30分
パソコンのDLLがおかしくなったせいで、アシスタント2を開けない事がわかりました・・・これはだめかもわからんね
直す方法は判るんですが、なんか丁度買い換え時だったので、少しましなPCをポチりました。
いまのPCでは無線LANが無いので外での設定でどうしたら良いのか困っていたのもあり、思い切ってこの際。
土日は業務が止まってる中古PC屋の商品のため、到着は来週中頃になる予定ですので、暫くはどうにもなりません。
機器類の設置場所の決定とか、仮留めとかしますわ.
※9/4
ポチッたパソコンが来るまで暇なので、ちょっと蛇足な記事です。
これからドローンを自作する人が居たら、ここは押さえとけっ! …ていうのがドローンの灯火に関することです。
私がこれまで飛ばしていたDJIのPhantom2やInspire1では、航行灯(航空灯?)として前方に赤、後方が緑のLEDが付いています。
あれって日中飛ばしていても一応見えるし、まあ前後を認識しやすい?といえばいえる大変便利な物です。
しかし、法律上でいうとあれは「夜間飛行の追加基準」の要件の一つに過ぎないようですね。
つまり、日中しか飛ばす事が無い機体には赤と緑で前後を示す目的の航行灯もしくは航空灯は絶対必要ということではありません。
行政書士 前場 亮事務所様のページへ→GO
また、佐々木慎太郎行政書士事務所様のページでは以下の一文があります。
求められる安全基準
機体の安全性に関する事項
- 灯火を装備すること又は飛行時に機体を認識しやすい塗色を行う
つまり、見えやすい色を塗る、もしくは明かりをつけて存在を周囲から認識しやすくするというのが大意ですね。
で、実際販売されている農薬散布ドローンをチェックしました。
例によって、JMR-X1000を国内で組み立てた機体を扱う会社の商品です。マゼックス
ここはDJIに習って、前が赤・後ろが緑ですよ。 ・・・最先端機械とは?3Dプリンターでしょうか?
一方、スカイロード・東京ドローン+のヘリオス5
ほぼマゼックスと同じ位置にこちらは青のLED・・・・これは後ろですが前側も青でしょう。
ユニット自体はこういうので作ってあるのかな→エーモンの商品紹介動画
このように一貫した決まりが無いようです。安心しましたよ、だって自前の最先端機械(3Dプリンター?)なんて持ってないですし、赤や緑のLED探すの面倒ですもん。
私が用意したのはこちら→エーモン
この場所に付けるかどうかはまだ流動的で、実際飛行させてから決めたいと思ってますが
思ってた以上に明るいですね。
ちょっと目に痛いほどですが、これぐらい明るければ、申請写真で映えるでしょう。
電源はポンプ用のDCDCから取りますが、前後に2本点けても120mAと、微々たるモノなので特に心配は要りません。
※9/7
程度の良いパソコンが到着したので、記念書き込みです。
クロームを全ての端末で共有出来るって、どういう事かと思っていたのですが、あ~・・・これは便利ですわ!
まあそれはさておき、アシスタント2を早速ダウンロードしてみましょうか。
※9/9
いやー、このドローンを組み立て始めて一ヶ月が経過しました。農作業の合間にDORA姉さんとチャットしたり、従兄弟に尋ねたりしながら進めてまいりましたがだいぶ形は出来上がってきました。
これからはアシスタント2が心強いサポートをしてくれると信じ、かなり楽観的になっていた事は否めません。
・・・・う~ん、結果からいうと決してそんな事はなかったんだぜ?ってな感じですよ、コレね。
まず何が問題かと言うとですね、言語の選択で日本語を選べるんですが、いや~・・・肝心な所はイングリッシュのままですわw
更にまずい事に、コピペが出来ません!つまり、Google翻訳でチャチャッと翻訳出来ないんです。
一応、じっくり読めば雰囲気は分かるような気がするんですが、あくまでも気がするだけで、結局何を言わんとしているのかが理解できません。
Phantom2のアシスタントと大綱は同じですので、ある部分は良く理解できるってのが、さらに嫌な感じを受けます。
全ての作業に必ず(Help)ボタンが有るので押してはみるものの、やはり英語でコピペは相変わらず出来ないという・・・
しょうがないのでSnipping Toolで文面を切り取って、後から地道に手打ちして翻訳するか、せっかくPCが2台あるんだから、同時に手打ちで翻訳するか。
これは今の時期にやる仕事じゃないような気分です。つまり心が折れそうですhelp 助けて!DORA姉さん!
※9/12
やっとかなきゃならない事が少し見えてきました。補器類を仮付けじゃなく正規に取り付けすることが求められているようです。
特にGPSアンテナに関しては、プラプラ、フラフラした状態ではエラー表示されて、改善を促されているようです。
これね、N3のセットについてきたアンテナポールはどうも使いたくない感じがしてきました。
↑右がN3-AGに付属してきたポールで、左の細いのは折り畳めるタイプの社外品です。
基部を固定する際に、どこに取り付けるか?で、随分とフラフラ度数が変わりますが、このJMR X1000に関しては厳密に言えばお弁当箱の底にボルト留めしてお弁当箱の上蓋に開いた穴から出すように設計されてます。
・・・・ここが面倒なんです。お弁当箱の中は既に足の踏み場もございません。更に言えば、白いダストカバーを被せたり外したりする時にとても厄介な事になるのが考えただけでもゾッとしますよ・・・
なので、工学博士でもある従兄弟のMJR-X1320の仕様を真似させて貰う事にしましょう♪
用意したのは、3M社の「CU-35C」 B5サイズの銅箔シートです。
前にinspire1のGPSユニット下部を覆うのに使った残りがあったので、ラッキーでした。
お弁当箱の上蓋の内側にペタリ。このシートは伝導テープという名の通り、裏が粘着します。ん~・・・くっ付きます。モノタロウ
で、思い切って上蓋に直貼りしてみようかと、ほぼセンターにペタリ。吉と出るか凶と出るか・・果たして!
・・・あらためて上の写真を見ると、放熱口がほぼ塞がってる事に気が付きました。
なので、ノイズ発生源と思しき機器が集中している前方と中央部はそのまま、後部は本来開いている放熱口部を覆う銅箔を切り抜きました。
※9/17
暫く手を付けずにいましたが、ちょいと時間をとって、設定の続きをやってみました。
画像はないんですが、モーターチェックという項目でCW/CCWの確認や異常な回転をしないか様子を見る事が出来るんですが
当初想像していた・・・というか想定していた事と随分違っている事が判って来ました。
まず、この付属してきたR9モーターは、特にCW/CCWという違いは無く、4個とも同じものなのですが
ESCとしての機能で切り替えスイッチがあるので、それでそれぞれの回転方向を決めるものと思っていました。
が、実際チェックすると、ESCの回転方向切り替えスイッチは全くの無効で、DJIのFCがオーバーライドしてきます。
つまりM1~M4までの回転方向をFCが司っているというね。
もちろん、モーターの3相プラグを2本入れ替えれば逆に回りますが、機体の選択でX配置のクアッドを選ぶと
右前(M1)から反時計回りでナンバリングされ、指定のポートにESCプラグを差し込むと、あとは正しく回ってるか否か?だけをチェックすることになります。
ここで想定外の事態が!
ESCのキャリブレーション作業中に一個のモーターが他と違う反応をするので、FC側のポートを差し替えたり、モーターを他のやつと入れ替えたりして何がおかしいのか調べていくと
ナンバー2のESCがどうやら不調という事が判りました。
さすが中国製・・・こりゃ買うしかないな、ということでDORA姉さんに連絡を取りました。文句言うだけ時間の無駄っぽいしね。
これが解消されても、まだ他に設定上のおかしな部分は山積みです。気をしっかり持とうと思いました。
※9/28
新しいESCとヒートシンクが届いたので、M2の不良と思しきESCと交換しました。
他の3つと同じ動きになったので、たぶんこれでOKみたいです。
あと、バッテリープレートが3枚になったので、3つあるバッテリーそれぞれと縛着結合したものを作りました。
プレートとバッテリーの間に滑り止め兼粘着シートを挟んで、付属のマジックテープ付きのベルトで締めてみました。
意外にも使える品ですよ、「劇ピタ」。ホームセンターのカー用品にあります。
設定編の最新記事→農薬散布ドローンの設定作業再開!