戦争を仕掛ける側も、被害を受ける側も、すべての国は裏で繋がっているんだって…、そしてその目的は…世界統一政府だって…、そういう本を今読んでいるところ。やっぱり本当のことらしい…。陰謀論に振り回されるのではなく、冷静に、真実を見る目を養わねば。それもみんなが真実を見抜けるようにならねば。
ハマスのイスラエル攻撃の背景と真相に関わる情報がたくさん出て来た。
まず、攻撃が始まる3時間前に、ネタニヤフ政権はエジプト政府からの警告で攻撃が行われることを知っていた可能性がある高い。
ネタニヤフは、ハマスの攻撃をあえて容認したのかも知れない。
イスラエル国内ではこの情報は広く報道されており、人質の家族を中心にネタニヤフの責任を問う声が出て大きくなっている。
この動きは戦闘が落ち着くとネタニヤフの政治生命を脅かすほどの抗議になる可能性もある。セイモア・ハーシュはこのように見ている。
しかし、これとは異なった見方も出ている。それは、ハマスという存在の本質に関わる。
ハマスは1987年に設立された原理主義組織だが、強い政治的交渉力を持つパレスチナ解放機構を牽制するために、イスラエルがカタールの提供した資金で背後から後押しして作った組織である。
事実、ハマスと世俗的なパレスチナ解放機構は衝突し、パレスチナが一つにまとまることが困難になった。
そして、1996年7月に政権の座についたネタニヤフ派、パレスチナ自治政府の独立を認めたオスロ合意を破棄するために、ハマスのテロを誘発した。パレスチナの脅威が広く喧伝され、オスロ合意は破棄。
その後ハマスは総選挙でガザを実効支配し、ヨルダン川西岸のパレスチナ解放機構との内戦は激化した。
オスロ合意を完全に破棄したいネタニヤフにとって、これは好都合だった。
このように見ると、ハマスはネタニヤフがパレスチナ自治政府の独立を阻止するために使う便利な装置である。
ということでは、ネタニヤフが今回のハマスの攻撃を事前に知らなかったとは到底考えられない。ではではその目的破棄なにか？
目的派二つある。一つは戦争を宣言することで憲法改正問題で二分する国論をまとめ、政権の存続を図ること。
そして二つ目はイラン攻撃である。イランがハマスを資金的に、また軍事技術の支援をしていることは知られている。これを口実にイランを攻撃するのだ。
中国がサウジアラビアとイランとの和平の仲介に成功してからは、中東で和解に連鎖と呼ぶべき状態になっていた。
これが進むとアメリカの中東における影響力は排除される。この中国主導の和解の連鎖を壊し、中国の影響力を削ぐことがアメリカの目標である。バイデンもハマスの攻撃を事前に知っていた。
さんより
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