母の手
2014-12-29 | 日記
何気に見た母の手が白くなっていた。一緒にすんでた頃はもっと黒く節が固く何時も瑕があったりしてた。畑や田んぼ、山菜とり、雪掻きもよくやっていた。
子供の頃は今の様に、大きな除雪車やトラックなど入らなかったから、各々の家で降ろした屋根雪の
片付けをしなければなかった。
夕食時の暗くなるまで、ザクッザクッと固い雪に突き刺すスコップの音が外で聞こえていた。
あんな固かった母の手を久しぶりに握ったらとても柔らかくなっていた。
今日は家の屋根雪下ろしを手伝った。向かいのおばーちゃんが
言ってた。
雪の無いところに嫁に行って良かったねぇ~こんな大変な思いしなくていいもの・・
この辺りの嫁でも屋根に上がらないよ~と。
ヘェーそうなんだ。昔から上がってたから、そんなこと思わなかったけど
屋根の上、気持ちいいし好きなだけですよ。昔の家の時も、本持ってお菓子持って上がったっけ。
布団ほしもしたし、かんぴょう干すのも手作りし、空も近く感じるから妄想にふけるにはいい場所だった。
向かいおばーちゃんに言った。もう10年くらいは上がるよ・・
"住めば都"お寺の掲示板にはってあった。
帰り道、30分も走ると夕焼けが始まっていた。少し回り道して今年最後かも知れない夕焼けを漁港でみた。
雪原から一転オレンジに染まる空も雲もキレイだった。
帰宅すると帰省した娘からのプレゼントが待っていた
風呂敷と手拭いお弁当♪
和のテイストで可愛い~ありがとう。早速、明日のお弁当おむすびでいこう!
ありがとう