パンの耳

真夜中の焼きたて~パンやcakeを焼くのが好き。空や雲を見上げ凍てつく夜空に星を探す
トボトボ山も歩きたい。

のっぺ

2020-04-29 | 日記
新潟の郷土料理にのっぺと言う料理があります。お正月やお祝い事に良く作られ
我が家では季節を問わず作ります
出汁はホタテ貝柱でゆっくり時間をかけて戻し出汁にしますが貝柱は高いので
もっぱらホタテかいばしらの缶詰で代用
汁ごと使います。
材料は、椎茸、人参、ちくわ、蓮根、筍、糸こん、蒲鉾(赤)、銀杏、絹さや
鶏肉、そして主役は新潟名産の帛乙女と言うさといも
里芋ってどれも同じと思いきや
やっぱり多少高くてもねっとり美味しい帛乙女を使うとより美味しいのっぺになります🎵
全ての野菜を拍子切りに切り一度煮て茹でこぼし
出汁で煮ます。味がぶつかるようだけど鶏肉も茹でて水でさっと流し
出し汁が濁らないようにするのがポイント。味は塩と白だし、お酒を少々
仕上げに色良く茹でた絹さや絹さやを飾り完成
温かいのより冷めた冷たいのっぺが好き
美味しいです。
母が作っていたのっぺは醤油味でこんにゃくは糸こん、ナメコと蒲鉾の代わりのナルトだった。のっぺと呼ばず『大海』と言ってお祝い事やお正月、お祭りには必ず作ってくれた。故郷の味😉母の味で子供の頃から食べていたけど味付けは
わからずじまい。
長野生まれの娘婿はのっぺが大好きで
沢山ののっぺを作るとモリモリ食べてくれるので作りがいがあります。
私の『のっぺ』もむすめにとって母の味になっているだろうか。。。

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