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朝日新聞よ「福島原発事故をプロメテウスの 罠」とは、言い過ぎだろう。

「もうこんな国はどうにでもなれ」アメリカ共和党の大統領候補がドナルド・トランプとは

2016年06月13日 | コンプライアンス
F・ケネディ元大統領が泣いている!!








米大統領選の共和党予備選で
不動産王のドナルド・トランプが共和党大統領候補の指名獲得をほぼ確定させた。


潤沢な資産を使った派手な選挙活動では、

ローリング・ストーンズの『スタート・ミー・アップ』などを

テーマ曲に使用しているが、人種や性など差別と偏見に満ちた暴言を問題視し、

無断使用を停止するよう求めている。

なぜ、これほど問題が山積みの人物が大統領候補になったのか、

ジャーナリストの落合信彦氏が解説する。
.

 



* * *


アメリカ大統領と大統領選挙の権威は、もはや地に墜ちてしまった。


なにしろ共和党の候補がドナルド・トランプである。


「メキシコ人は強姦犯」といった暴言の数々。


「バカ女」「太った豚」などの女性蔑視発言。


まともな政策はゼロ。


この男には大統領としての素養など、かけらもない。


 



共和党の候補になることが確実になった後には、

民主党のヒラリー・クリントンに対する個人攻撃まで始めた。


トランプは、ヒラリーが夫のビル・クリントンの不倫を「助長」した

「意地の悪い」女性だと批判したのだ。

もちろん、その発言には何の根拠もない。単なる中傷だ。

 

私はかつてアメリカで、トランプを取材したことがある。


 
インタビュー開始早々、


彼は「父親から何万ドルをもらったが、


自分でそれを何千倍にもした」などとカネの話ばかりし始めた。


あの品がない話し方で、カネ・カネ・カネ……。



私はもう彼とは会話する価値がないと見切りをつけ、



話が始まってすぐ、取材を切り上げた。


 
こんな人物を大統領候補に押し上げたアメリカ国民は、



明らかに劣化してしまった。



あるいは「もうこんな国はどうにでもなれ」と、



国の未来について考えることを放棄しているのかもしれない。






2014年、アメリカで「スミス・プロジェクト」というものがあった。

このプロジェクトは、「シチズン・スミス」、

つまり「頭が切れて、政府をきちんとコントロールできる能力を持った誰か(スミス)」

アンケートが主軸となっていた。調査は、アメリカ全土で行われた。


そのアンケート結果が衝撃的だ。

まず、66%の人が「アメリカはもう崩壊している」と答えている。


・56%が「アメリカに未来はない」
・78%が「民主党と共和党の人々に、スペシャルインタレスト(利権)がコントロールされている」
・71%が「連邦政府は機能不全どころか、崩壊しつつある」
・84%が「現在の政治家たちは特権にしがみついている」
・80%が「民主党と共和党は経済政策で失敗した」
・86%が「政府は国民とのコンセンサスをまったく考えていない」
・79%が「選挙ではレギュラーシチズンズ(普通の市民)が議員に選ばれるべきである」
・80%が「いま選挙があったら、現役の議員をすべてやめさせるべきだ」
.

──この結果から見えてくるのは、

アメリカ市民の未来への絶望感と、

政治家たちへの凄まじい怒りである。





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