2024/10/28(月)
釧路出発から7日目、タンザニア5日目。
3時30分、スマホのアラームに起こされた。
早起き大嫌いの私だけど、この日は待望の気球なので苦ではなかった。
こりゃライオンに食われるわ。。。と思わせる暗黒の静けさ。
4:00 離れの私たちの部屋からフロントまで、今日もその200mほどの距離をホテルの車で送ってもらった。
日没後は外に出るどころかドアの開放も許されない、サバンナど真ん中の宿。
ご飯食べるのも外出するのも、その都度ホテルの車で送迎してもらわないといけない。(ちょっとメンドクサイ)
そして、その都度チップが発生する。
4:10 アーリーモーニングのティセットにほっこり。
今日の朝食はクッキーだけ。
朝食を食べてる暇もないし、レストランも稼働してないし、コンビニもない。
(そういえば帰国するまで、タンザニアではコンビニらしきものを見なかった)
フロントのトイレで用を済ませ、準備万端。
気球ツアーのお迎えが来るまで、
時間つぶしにマサイのヤリで遊ぶ。(もっと面白いポーズしろよ~)
4:45 (気球ツアーの)お迎えの車に乗り込む。
私たちの他にも2組のツアー客が乗っていた。
5:26 「あ~~うまかった~」のライオンに遭遇。
(お食事中の動画、よろしければインスタでご覧ください。)
5:38 空の色が変わってきた。(ダートの走行中なのでまともな写真は撮れない)
6:01 サバンナの朝焼けが輝きだした頃、
到着した。(宿から約1時間)
空に浮かぶ準備中。
徐々にふくらむ気球。
気球とそのバスケットを抑えるランクル。
流石、世界のランクル!力強い!
バルーンの大きさとバーナーの音の迫力に、離陸前から興奮状態。
レクチャーが始まった。
バスケットの中で私達は立った状態で浮き上がるもんだと思っていたら、
バスケットは横になった状態から離陸し、上空に上がるにつれ立って行くらしい。
わりと乗り込むのが大変。
バスケットはパイロットを中心に4つの座席ブース(?)分かれていた。
寝た状態で上に2つ・下に2つのブースが並び、1つのブースに4人が横並びに座る。
私たちは下のブースだったので比較的 楽に乗り込めた。
乗り込むと寝た状態なので、こんな視野。
バックルが閉まってるかなどのチェック。
遊園地にも寝た状態でスタートするコースターあったっけな?
パイロットがバーナーで温め、どんどん上昇していく。
そのバーナーの轟音がものすごい迫力。
6:26 お~! 浮いた~~~!!!
なんて素晴らしいんでしょう!
早朝の澄んだ空気がとても気持ちいい。(同乗のフランスからのファミリー)
気球は目的地に向かって進み、バーナーの操作で上がったり下がったりする。(勿論わざと)
神聖で心が洗われるような感動。
広大で素晴らしい光景に言葉を失った。(友人とも殆ど会話ナシ)
おとぎ話のような異次元、その幸せを噛みしめた。
空から見る動物たちは地上で見る感覚とは異なった。
みんなこのアフリカの大地で、しっかり生きてるんだな~って、母のような切ない感動があった。
水辺には多くのカバくん。
水源の発掘かな?
7:21 快適温度。
早朝のバルーンはサブイ!というので服装に気を使ったけど、思ったより寒くなかった。
ずっとずっと、いつまでもこの幸せな時間が続いてほしいと思った。のに・・・
7:35 夢の世界は終わってしまった。。。
1時間以上サバンナを浮遊してたようだけど、30分くらいに感じた。
ブログに動画を上げれないので、よろしければ雄大な大自然をインスタの動画でご覧ください。
(タンザニアの動画にたどり着く前に多数のプカプカの記事が邪魔しますが、探してみてください m(_ _)m) ↓
サファリを楽しむなら、ちょっと奮発して気球をプラスしてください。
私からのお勧めです!
降りる時は寝た状態ではなく、またいで降りる こんな感じ。
着陸後すぐ、無事帰還を祝う会(?)が開かれる。
シャンパンバランスの大道芸。
我がパイロットの挨拶中も大道芸は続く。
7:48 乾杯~!
友人は普通のマンゴージュースだけど、私はタンザニアサンライズと言うカクテル。(マンゴージュースとシャンパン)
昼間は呑まない私だけど(勿論 朝も)、これは呑まずにいれなかった。
興奮冷めやらぬで、心は気球に乗ったままだった。(3か月半後の今もまだ恋しい)
私たちが祝杯を楽しんでいる間、地味に撤収されている気球。
7:55 着陸祝杯の場所から朝食会場へと移動。
8:10 朝食会場に到着後、まずは手を洗わせてくれる。
水道のないこの場所で、おしぼりを配るのではなく、ちゃんと洗わせてくれる。(石鹸も有る)
銅のの大きなポットには温かいお湯が入っており、銅製の大きな洗面器の上で手を優しく洗わせてくれる。
8:15 手を洗いが終わると着席。
朝食メニュー。
パイロットがここにおいで。と言ってくれたので、隣に座せてもらった。
さっきの着地の場所で乾杯したタンザニアサンライズが美味しかったので、
私には珍しく昼間(朝)からアルコールをカパカパいただいた。
こんなサバンナのど真ん中にもフリーWi-Fi があった
お替りいかがですか~と、食べ放題・飲み放題。
でも当然、ガツガツ食べてる人は一人もいない。
野趣あふれるサバンナの朝食、オシャレやね~
お給仕の裏方は自衛隊みたいな食堂カーだった。
味もそこそこ美味しかったけど、
私たち以外にアジア人が一人もいなかったのが個人的に嬉しかった。
天空のトイレ。
使用時には、この札を裏向ける。
ドアがないから、誰かが表側に回ってこられたら丸見えでんがな。
用を足してる時の風景。
開放的でどんな便秘も解消できそう。
トイレの後、手洗いしようとすると係りの人が飛んできてお湯をかけてくれた。
「皆さん全員!無事このフライトを終了できました!」という瞬間。
この時「愛と青春の旅立ち」の映画の中に自分がいた。(思い込み激しい私 ^^;)
ジェニファー・ウォーンズとジョー・コッカーの歌声が頭の中に流れ、浸った。
9:20 その後 パイロット Barry から1人1人に手渡されたフライト証明書。
バルーンツアーに撮影してもらった 私たちの写真を拝借しました ↓
セレンゲティの気球とブレックファースト、最高の冥途の土産になりました。
9:30 気球ツアーが終わり、Edwardとの待ち合わせ場所までランクルで移動。
Edwardに再会し、いつものレンジローバーに乗換えた。
ヌー達。
象は見慣れたので、もう最初の感動はなくなった
さっき気球からもカバの群れを見たけど、水辺には多くのカバがいた。
最初はヒポポ~ヒポポ~と喜んでいたが、めーっちゃくちゃ臭くてマイッタ。
泳げないカバは昼間水の中にいるが、夜は陸に上がり草を食べるらしい。(草オンリーの草食動物)
臭すぎるのですぐに移動!
また無線が入りアクセルを踏む Edward。
10:50 お食事中のライオン。
11:00 爆睡中のライオン。
ライオンにも感動がなくなってきた。。。^^;
またまた無線が入った!
サバンナの奥にヒョウがいるとEdwardが言う。
どこやねん?
何も見えへんで・・・
マサイだけでなく、Edwardの視力も、も、も、も、ものすご~い。
私たちには見えないヒョウを見ている Edwardが、そのヒョウが今獲物を狙ってると言う。
ほんまかいな。
そして狩りが終わり獲物をくわえて(引きづり)移動しているらしい。
それを追いかけ、私たちのレンジローバーも移動した。
13:10 初ヒョウ!かっこいい~!
ヒョウはたいてい仕留めた獲物をすぐには食べず、木の下に隠したまましばらく木の上で休むらしい。(その方が美味しいのか?)
その後 獲物を木の上に持って行き、木の上で食べると言う。
ヒョウが木の上で獲物を食べるところを見たいので、私たちは待つことになった。
可愛い寝姿。
獲物を食べるまで、どのくらい木の上で休んでるのか Edwardに聞いてみると、
その時によるので分からないけど長ければ1~2時間らしい。
ゲーッ!そんなに待つの!?と言いつつ待ってみた。
動画を撮っていたので写真はないが、
13:27 ヒョウは木から降り、獲物をくわえ、引きづり悠々と歩きだした。
葉っぱが茂る別の木の上に持って行き、ゆっくり食べ始めた。
獲物は小ぶりのトムソンガゼルだった。
ちなみにヒョウとチーターの区別(違い)は斑点の柄で見分ける。
ヒョウは梅花紋でチーターは黒色斑点らしいけど、遠くて私には見分けがつかない。
ヒョウのお食事を拝見させてもらった後、私たちにもランチタイムが来た。
13:40 宿泊してるホテルに戻り、レストランで昼ごはん。
ヒョウがいた場所から10分も走らずホテルに着いた。
昨日までは素敵なお弁当(?)をアウトドアで食べてたけど、今日のランチはホテル食だった。
そして今日もタンザニアの国歌を歌い、スタッフに喜んでもらった ('ω')ノ
13:58 ランチスタート。
水道水がついているので避けた方がいいといわれている生野菜やフルーツを昨日までは避けてきたが、
食べたいという欲望に歯止めが効かず、「大丈夫ちゃう?」と、今日は生野菜もフルーツも恐る恐るではあるが結局ガバガバ食べた。
香草の入ったライスとスープは私には少々キツかったが、チキンは問題なく美味い♪
デザートのマンゴームースはメチャうま!!
15:10 アウトサイドでコーヒータイム。
Pになる前に飲んでおいた。(結局 帰国まで何を食べても大丈夫だった
)
ホテルの周りの木。
近寄るな!と言わんばかりの鋭いトゲ。
猛獣除けに植えてるのか?
フロントからの風景。
16:50 ゆっくりランチタイムを楽しんだ後、夕方のゲームドライブに出かけた。
プリプリ・パツパツのお尻と眼差しが メチャ可愛い♪
通り雨がさらりと過ぎ去った。
スコールを体感したかったが、単なる通り雨だった。
日本ならネーミングしてしまいそうな2本の木の風景。
無線に呼ばれたのではなく、普通に見つけたオスライオン。
ここにもいた、ライオンキング。
一昨日、必死になって追い求めた米粒より小さなライオン。
セレンゲティには普通にいるやん・・・
ハイエナはどの子もちょっとみすぼらしい。
無線で教えてもらい、またヒョウに会えた。
眼光鋭すぎる。食ったるぞと言わんばかりニラマレタ。
でも可愛い♪
素晴らしい夕焼けを期待したけど雲に覆われ、
私のiPhone 12 mini ではこれが限界だった。
アフリカの大自然と動物は私の目の奥に焼き付けた。(すぐ忘れるけど^^;)
画像の思い出を残したい方はやっぱり一眼レフなどのカメラをご持参ください。
19:30 ディナータイム。
もう生野菜を避けるなんて、どうでもよくなっていた。
フィッシュ or ビーフでビーフをチョイスしたけど、想像通り硬かった。
ここの地名のワイン、セレンゲティは美味しく満たされた
半分残したので部屋に持って帰った。
友人がオーダーした食後のコーヒーはピッチャーのようなデッカイサイズ。
食後、スタッフから国歌を歌ってくれとリクエストをもらい、全員で歌った。
スタッフより歌詞を正確に歌う自分を褒めた
音楽は国境を越え、人と人を結んでくれる。
タンザニアの国歌を覚えてきて本当によかったと喜びを噛みしめた。
明日はこの3泊4日のゲームドライブの最終日。
ゲームドライブ中は連日の早起きの上、3日目の今朝の起床は3時半なので疲労も蓄積してきてる。
日本なら助手席で9割近く居眠ってる私だけど、ゲームドライブ中は瞬きさえ惜しいくらいなので勿論一睡もしていない。
体調管理のため、明日は少しゆっくり寝たい。
切実な思いで別れ際 Edwardに、明日の出発時間を遅く(9時に)してほしいとお願いした。
「明日はアルーシャ(今回の拠点となってる一昨日出発した街)まで遠いし、たくさん走るので朝食5時半、出発は6時です。」
ひえ~~~~~~ ( ;∀;)
[ 2024 タンザニア 女ふたり旅 その7 ] へ続く。
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