世界遊戯博物館ブログ

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牌九強化合宿・その1(初日の大小)

2009年09月13日 | 骰子(さいころ)ゲーム

今月の連休中に、澳門で牌九を勝負するMさんとNさんが、練習をしたいとのことで、9月12~13日にかけて、私の家で「牌九強化合宿」をしました。 Mさんは昨年夏、牌九に興味があり澳門で勝負したいということで、わざわざ名古屋から会いに来て下さった熱心な方で、昨年8月と今年の4月末に澳門に行って牌九を沢山打ち、さらに牌九の面白さにハマってしまったという私の貴重な同好の士です。

今年の4月には、澳門娯楽場で使われている「業務用・牌九牌」をわざわざ買って送ってくださり、その牌は私の持っている骨牌(天九牌)の中では、一番のお気に入りとなっています。

今回は、昨年夏にMさんと一緒に牌九を遊んだNさんも澳門に行って牌九を勝負するとのことで、Mさんと共に私の家までやって来て下さいました。

まずは、ダベりながら料理や酒と共に澳門談義に花を咲かせました。
そうこうしているうちに、牌九をやってみたいという私のゲーム仲間Yが登場し、話の流れから澳門で盛んな「大小」をしようということになりました。

「大小」のルール

まずはチップの手持ちを話し合い、カジノに勝負にいく時に持っていく額が、大体日本円で3万5千円位という設定で、1ドル約15円の香港ドルにだいたい換算し、各自チップを2400持ちで始めることにしました。

親は回り親で、一度の親は3回勝負して交代。親は東→南→西→北と4順務める。ミニマムは100でベッドは強制。賭けないで見(けん)をする時でも親に100を払わなければならない。親の2順目は最低ベッドは200、3順目は300、4順目は400。途中チップが無くなったものが出た時点で勝負終了など規定を定め、いよいよ勝負開始です。

結果は、私が2度目の親を務めた24順目の勝負で、私がトンでしまい終了となりました。

(大小の結果)
1位・Mさん+26 2位・Nさん+5 3位・Y・-13 4位・私-24

親Y・出目(3・5・6)大14→(3・3・5)大11→(1・2・4)小7→
親M・出目(1・3・4)小8→(1・2・3)小6→(4・4・5)大13→
親N・出目(3・4・6)大13→(2・2・4)小8 →(1・2・5)小8→
親私・出目(6・6・5)大17→(6・6・5)大17→(1・2・4)小7→

親Y・出目(3・3・4)小10→(3・6・6)大15→(3・6・6)大15→
親M・出目(3・3・5)大11→(1・1・6)小8→(2・3・6)大11→
親N・出目(5・6・6)大17→(1・5・5)大11→(1・5・6)大12→
親私・出目(1・1・6)小8→(1・1・3)小5→(1・4・4)小9→※私がトンで終了

出目
1(14回)・2(7回)・3(14回)・4(10回)・5(11回)・6(16回)
小11回・大13回

敗因は、カジノのような感覚で、短時間で結果を出そうとして、勝負の最初から多く張りしくじったことが原因でした。
そして順番が最後であった自分の親までにチップが疲弊してしまい、稼げる筈の親でもあまり稼げなかったのが最大の敗因でした。

片や+26で一位のMさんの張り方は堅実そのもので、小額で着実に稼いで勝利を手にしていました。