先週の21日に日本を大阪より船で出国し、昨日まで一週間ほど韓国内を旅行してきた。
目的は、韓国の将棋であるチャンギを通して、現地の人々と交流する為である。
今回の旅は、(社)日本将棋連盟と韓国のチャンギ協会の「日韓将棋交流会」という公式行事に参加することがメインであったが、それ以外にも、チャンギ対局を通して多くの韓国人と楽しい時間を共有することができた。
一週間、常に行動を共にした韓国将棋仲間のOさんと船や公園で対局していると、人がわらわらと回りに集まり、やがて横から口出しが始まり、手が伸びて駒をこう動かせと始まったら、次はもう現地の人と対局が可能になる。
さらに、こちらが日本人であると分ると、「ほう、日本人がチャンギを指すのか!」というような感じで、さらに親近感を持って接してもらえる。
船内では、日本人がチャンギを指せるということに感激した韓国人の方が、「チャンギができる日本人がいるから、みんなこっちへ来て日本人の相手をしてやってくれ」と、船内中を触れ回り、多くの人たちをゾロゾロと連れてきてくれた。
この凄くおせっかいな所が、韓国人の最大の魅力であると私は感じている。 純粋に楽しい時間を共有する遊びという文化は、国や民族、政治宗教の別を超えた人間の営みである。
この遊びを通して、韓国人の心の内部にさらに入り込めたことが、何よりの収穫であり、自身の最大の喜びであった。
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