blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

TOKYO2020エンブレム 候補の発表

2016-04-10 12:24:00 | ノンジャンル
画像検索すると、過去のオリンピックの公式エンブレムが見られるんですが、案外と複雑なデザインは無いんですね。プリミティブである事で、より多くの人の共感を得るものなのでしょう。

あえて言えば美しさや技術すら必要ないのだと思うんですよ。




今回の候補作4点は、正直「さすが色鮮やかな作品だな」と感心しました。

ですが新鮮味はたちまち消えていきました。
というのはどれにしても「サークル(円形イメージ)から抜けられないんだな」と思うし「赤や青以外ないのかな」とか。

「そんなに緻密なデザインが必要なのかな」とも思います。




すでにネットで見られた数々の「私的な、TOKYO2020エンブレム」と比べて、色味もモチーフもそう変わらない気がするんですよね~。だから4候補に「既視感」を感じるのかなあ・・・




リオとロンドンのエンブレムが好きですね!
造形的に「自由と楽しさ」を感じるから。色は伝統カラーかもしれませんけど。

どうも我々は「和のイメージ」と「円形」にとらわれ過ぎてるかな…

(Twitterより)



五輪エンブレムとデザインに思うこと3

2015-08-29 01:40:00 | ノンジャンル
エンブレムから展開した《アルファベット》も発表されました。
そもそも本作の「T」には、右下に意味不明のパーツがあるために「T」に見えないと思うのです。

こういった余計なパーツ(装飾?)は、他の文字には見受けられません。全体的に統一されたコンセプトでは無いのですね!

(当然ながら)「T」が先に作られ、アルファベットは後付け的に製作されたのが一目瞭然です。
アルファベットを完璧なものにする必要があるのなら、そもそもの「T」をデザインしなおすべきです。

デザインそのものも問題ですが、その意味づけも何か腑に落ちません。

「T」が「TOKYOの頭文字」であるとともに、「Team」「Tomorrow」を表すというのですよね。

一般市民でこの説明に感銘を受ける人がいるのでしょうか?
「より高く より速く より強く」「参加する事に意義がある」と言った理念は有名ですが、
「オリンピック」というのは「明日」とか、さらに言えば「未来」とか「希望」とか全くあてはまるようには思えません。ましてやそれが「東京に託されるもの」でもないでしょう。

そもそも「東京のT」がシンボライズされても、座りが悪い気がします。
「T2020」「T20」ならまだしっくり行くですけど。
それからパラリンピックの方の「=」ってどういう意味でしょう?
何と何がイコールなのか?


赤い丸は日の丸でしょう~。誰がみても!
これが心臓って・・・
どう見れば心臓なのか?
「TOKIO🔴TOKIMEKI」にでもすれば、心臓に見えますよ!
どうですか?(笑)


五輪エンブレムとデザインに思うこと2

2015-08-29 00:22:00 | ノンジャンル
発表された「エンブレム」は色合い的にも構成的にも悪く無いんですよ。
これを好きな人もけっこういると思います。
問題は汎用的すぎるという事です。

「盗作か?」というと、たしかに「偶然」かもしれませんね!
正方形を9分割して、丸をその上に構成するんですから、同じ形(パーツ)が当然現れますよ。その組み合わせで同じデザインが出来上がっても全然不思議じゃ無いです。

だからボクは「エンブレムに関しては」盗作かどうかは気になりません。
問題は「盗作か?」では無くて、「似ているか?」です!

オリンピックの象徴が劇場のロゴと似ていて、どうするんですか(笑)

もっと躍動感のあるデザインが無かったのか?
躍動感ある作品が何故選ばれ無かったか?・・・疑問でなりません。

エンブレムが公表された後「ベルギーのリエージュ劇場」のロゴとの類似が指摘され
今現在問題視されているのですが、もう一つ指摘されたHey Studio製作の「東日本大震災復興支援」のロゴマークとの類似の方が本来深刻でしょう~

盗作じゃなくても、クリエーターなら「似た物がある」というだけで不名誉に感じるはずです。
全面的にクリエイトしなおすか、名誉の撤退も考えてみたくなるものなんじゃないでしょうか?

あと解らないのは、まずこのデザインは「T」に見えません。
右下のパーツはいったい何なのでしょう~?
リエージュ劇場の「TとL」の方が説得力があります・・・

さて日付で昨日28日。採用デザインの修正前のデザインが公表されたようですね。
続きます。

五輪エンブレムとデザインに思うこと

2015-08-27 02:16:00 | ノンジャンル
後出しジャンケンのようで気がひけるけど…書きます。

2020年の東京五輪のエンブレムをはじめて見た時に思ったのは、美術の学生が一晩考えて5案出せば、一つはこういうのが混じってそうだなと思いました。

ボクは現役の学生では無いですが、⚪︎や◻︎を組み合わせて行くうちに、こういうのが出来て。
しかも「あえて五輪らしくない色の組み合わせ」にして「しぶいなあ~」と悦に入っていた事でしょう~(笑)

そういう意味ではカッコイイですよ!
金・銀はメダルの色。赤い⚪︎は日の丸。黒は漆の色なんていう解釈もネットに出ていました。
そういう意味で日本的な落ち着きを持った配色で悪くは無いです。

ただ、五輪コンペで通る作品では無いように思います。

五輪ですよ。日本史にも残るエンブレムです。学生レベルのデザインが採用されたのはなんとも解せません。

仮に五輪の採用が叶わなかったとして、他のイベントへそのまま使いまわせる・・・
そんな印象を持ちました。

つまり「五輪との関連を全く感じない」のです。

この話、続けます。