blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

Pの怪談、最終夜

2007-09-16 17:10:27 | 怪奇・ホラー
『死んだ私の記憶』





作/ピュア1st.






前世の記憶というものはあるのだろうか?幼い頃は「足を高くして寝転がっている」と、無性に寂しくなり息苦しくなることがあった。これなどは、母の体内にいた記憶ではないのだろうかと思う事もある。

 私は一歳の時の記憶がある。遠くの県の島から今の関東に越して来た。その時の船内の様子を覚えているのだ。記憶力は良かった。
 それなら幼児の頃には前世の記憶くらいあっただろうかと想像もしてみる。





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追記】
 『Pの怪談』はこれでおしまいです。
お付き合いくださいましてありがとうございました。

 「怖くない」のはも~お許しください(笑)
霊体験も霊感もないもので、「怪現象」や「幽霊」を書くのは困難でした。…でも霊体験があって、ただそれを書いても怖くならないものでしょう。
 ボクも「怖い」読み物を期待しつつ本を買ったりします。ですが「怖い本」に出会った事がありません。「怖さ」で共感してもらうのは難しいようですね。

 なら自分で書いてみよう~と、取り組んでみたのがこの4本でした。・・・そしたらこんな風になってしまいました(笑)

 ボクの創作の4本は、すべてが「子供時代の思い出」が題材です。いかに現在は恐怖体験が乏しく、子供時代は不思議にあふれていたかですよね。

 またの機会に『怪談』の再チャレンジをしてみたいです。

Pの怪談、第三夜

2007-09-12 00:59:56 | 怪奇・ホラー
ますますナンダカナー?なお話になっていきます。 どこが「怪談?」と、お思いでしょうが~・・・ま、あと2話です、お付き合いください






『カシマのおばけ』





作/ピュア1st.







  昭和49年は空前のオカルトブームでした。 
映画『エクソシスト』が封切られ、漫画『うしろの百太郎』で変に心霊の知識を蓄えていたし、教室でコックリさんをやったのもこの年でした。
 ある朝学校に着くとなにやら興奮した空気がありました。《カシマのおばけ》の話で教室中が震え上がっていたのです…。

 ある少年が夕暮れ道を歩いていると、女性と出会う。「足いるかい」と聞かれ、冗談で「いらない」と答えると、少年が実際に足を失う…という話。しかもこの話を聞いた人は、24時間以内に10人に同じ話をしないと自分が足を失う!のです。生きた怪談に出会った初めての体験。恐怖の一日でした。

 あの国立病院に上半身だけの人がずっと入院してるんだってよ…。こんな噂も30年前からあります。今で言う「テケテケ」か。
 考えると、「口さけ女」も「テケテケ」も
「コックリさん」も相変わらず、繰り返し繰り返し、再生しているようなものです。
 繰り返し…繰り返し…繰り返し。

 まさかいまだにあの怪談の呪いが効いているわけでもないでしょうが、その手の話が収まらない。しかしそれを今は怖いとは思わないのです。怪談というほどのものでないし。
…怪談?…噂話?…ああ都市伝説ですか。
インターネットが怪談を葬らないでいる。

 「10人に話さなかった」から・・・。
30年を経て「カシマのおばけ」が僕の近くに迫って来ているのが判るんです。
だから…、だからインターネットの「カシマさん」のサイトだけはアクセスしたくない。
もう2度とアクセスしないつもりだ。
やっぱり怖い。
「カシマのおばけ」にみつかるから・・・


 でも。・・・ほらこうしてパソコンを打つのには不自由しないんですよ。








(もうこれ以上転載しないでください)

***

 結末を少し変えました。
結末違いはこちら・・・。
【ビーケーワン怪談大賞ブログ】






Pの怪談、第二夜

2007-09-03 22:04:14 | 怪奇・ホラー
『血だらけの兵隊さん』


作/ピュア1st.





近所に姉弟がいた。弟はボクの一つ年下。
お姉さんはボクより4つ年上だった。
お姉さんは髪の長い色白の美人で、乙女カットが似合っていた。そしてお姉さんはよく、近所の年下を集めて「肝試し大会」をしたり「怪談」を聞かせては楽しませてくれた。



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 遠き少年時代の思い出です。
美人の近所のお姉さんとよくケンカもしたけれど、遊んでくれた事を感謝しています。思い出は自分で作るものかもしれませんが、近所にこの人がいなければ、あり得ない日々でした。
 「怪談」「肝試し」それに「老人ホームへ慰問」もしました。子供たちだけでよく出来たものだと思います。