初代チャンピオン。ＷＢＣ

ＷＢＣの結果は日本の初代チャンピオンで終わりました。
まるで一本のドラマを見ているようでしたね。【イチロー選手】も「（優勝の）具体的イメージはしてなかった」と言うように、どこまで優勝候補と競りあえるか、という思いしかなかったんじゃないでしょうかねえ～選手もファンも。

ただ【王監督】の口からは「日本を世界一にする」という言葉があって、それを実現したのはスゴイなあ～と思いました。王さんには本当に自信があったのでしょうか。


ドラマチックだと思える要素としては、ボクらが“イチロー目線”で大会を追う事ができた点があると思います。様々な印象的な言葉がありました。一度は「野球人生最大の屈辱の日」とまで語っているのです。そのシーンはまさにドキュメント映像でした。パフォーマンスではなく…。


あれは夢だったのか？と思えるような、どん底の一瞬があったのです。記者会見の「チャンスがあれば（準決勝で）もう一度戦いたい」と語っていたけれど、見ているボクらは「もうそれは無いでしょう」と思っていたんじゃないかと思います。しかしチャンスは訪れました。

再びチャンスが来るまで、選手達はけっしてモチベーションを下げる事なく黙々と調整をしていたと言います。それが一流のアスリートなんだなあ…。精神的にもタフな連中なのでしょうね。


イチローの「３０年発言」というのがありましたが、スポーツマンならあれくらい普通の発言でしょう。誰を侮辱したわけでもない。「…それぐらいのつもりで頑張る」と言っているのだから。
また敗れた時に、韓国と日本の「勝敗を分ける違いは何もない」という言葉も強く前向きな表現で、彼がしっかり言葉を選んでいるのが判る名言だと思います。


王監督はチームを、イチロー他選手たちは監督を、世界一にするという思いで望み、絶望の淵に立たされ、望みは捨てず、最高の場面で持ち味を出し切った。感動というのは感情の揺れの幅を言うんだな…と思いましたよ。

決勝戦のあと、キューバの選手たちがイチローと記念撮影をしていた。いい光景だなと思いました。

王者の権利。

《ＷＢＣ準決勝、日本×韓国戦》は楽しませていただきました～
何度でも言うけど、みんなカッコイイよ。日本代表はそれぞれの持ち味を出せたと思いますね。この試合もイチローの攻めの姿勢が日本代表の志気高めつづけ…あの連続得点になったと思います。

ボク的にはもっとも感動したのは、４番松中選手が二塁打を放ち滑り込んでからベースにパンチを入れたシーンです。感動で涙が出そうでした。・・・感情を表すのに言葉はいらない。あの拳一つで、松中選手の心の内が解るようでした。それが結果得点に結びつくんですからね。

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ＷＢＣは大会として不完全だという意見も多いです。確かに予選も含めて３敗もして「世界一を争える」というのは「？」という感じが拭えません。予定では（？）【日本】でなく、【アメリカ】が明日キューバ戦を迎えるはずだったのでしょうね。

思いがけずアメリカ敗退で、日韓が３度も戦う事になってしまったのでしょう。【韓国】とばかりやってるうちに世界一決戦の場にいる・・・。やはり可笑しいですね(^^)

こういうのは今後是正されていくでしょう。今は今の規定でゲームをすればいいのです。そこに相手がいれば戦うのが、プロでしょう。アスリートでしょう。

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日米韓の実力の差はほとんど無いのかもしれません。勝つべき時に勝つ方が、勝利者になるのです。短期決戦とはそういうもののようですね。ここまで来たなら、【王ジャパン】優勝してほしい。

しばし控える言葉・・・

『負け力（マケヂカラ）』という造語について理屈をこねてみようと思いましたが、明日ＷＢＣの《日韓戦＝準決勝》があるだけにこの言葉の使用を控えようと思いました。

【王ジャパン】、奇跡的に準決勝に残りましたね。「負け力は不幸ではない」「負け続けることで、生きて来る」の言葉通りの展開とも言えるのですが、いかがなもんでしょう～？(^^)。…でもとにかく明日の結果が出ないうちに、あれこれ言ってもしかたありません。

ボクとしては「ベスト４に残れば」一応は満足です。それでもあと２回勝てば、《世界一》ですからねえ～。世界一を狙う権利があるのだから、がんばって欲しいよほんとに。

【王ジャパン】の戦士たちはカッコイイよ！特にピッチャー陣の大胆不敵さは頼もしいかぎり。あとボクはロッテファンだから、西岡や里崎の強きの姿勢はまた頼もしく感じるなあ～。


野球は世界的に見たらマイナースポーツだそうで、参加国を見渡せばアジアと南米の国が多く、ヨーロッパは２カ国しか参加していない。

●ＷＢＣオフィシャル／参加国

なにもヨーロッパが世界だとは言いませんが。
ま、とにかく試合があれば勝ちにいくのが、彼らアスリートなのです。がんばりを期待しましょう。

メキシコの戦いっぷりも素晴らしかった！

冬期五輪の魅力♪

《トリノパラリンピック》で【金】と【銀】がまた出ましたね！

金メダルは、アルペンスキー大回転座位の女子選手。彼女は今大会３個めのメダルです。そして男子が銀。ＷＢＣで韓国戦に日本が敗れた日にも、男子選手が【銀】を一つとってますから・・・計メダル６個（あれ？５個かと思っていたよ…）。

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トリノ五輪の余韻も消えつつあるので、今のうち書いておきますが。冬期オリンピックのウキウキ感ってあるんですね。やはり【札幌オリンピック】【長野オリンピック】によって親近感もあるのだと思います。


●札幌の記憶～
　その当時ペプシコーラのキャップの裏をめくると、競技をかたどったモノグラムの絵が出て来て、集めるのが楽しかった。

●モノマネ～
　スキージャンプのモノマネしませんでしたか？それからスピードスケートの真似。真似しやすいのも馴染みやすさになってる。

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●コスチューム・デザイン～
　その他の魅力としては、コスチュームがあげられます。競技と無関係の我々には発想もできない“デザイン”が登場するでしょう。特にスピードのタイツ。各国のデザインが面白かった！

●華麗さ～
　コスチュームにも含まれるけど、フィギュアの華麗さは夏期には無いものです。
　
●人力で最速～
　スピード感といったら、夏期より冬期でしょう～。

●派手さ～
　ジャンプの派手さも冬期ならでは。


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とまあ…以前よりそう感じている筆者なのでありました。

負ケヂカラ

最近スポーツづいてるブログですけど。・・・日本って“負け力”があるなあ～。“負け力（マケヂカラ）”ってのはボクの造語ですが（笑）

たとえば「負けるが勝ち」は、結局“裏をかえせば勝ち”ということでしょ？でもそうじゃなくて“負け力”は「負けに向かっていくベクトル」かな。ここでいっぺんには説明できないけど。

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ＷＢＣは韓国戦、日本負けたんですねえ～。悔しいけどこの経験が、後に生かされるんですかねえ？・・・かつてサッカーには『ドーハの悲劇』というのがあって、これは後々同じ轍は踏まないよう教訓となってきたように（素人目だけど）思えるんですが。

しかしサッカーだけの問題でなくて、すべての競技の他山の石とすべき事だったのかもしれない。一度痛い目に合わないと目が覚めないもんかね。自ら負けに向かってるみたい。・・・で、そこで日本は“負け力”があるんだなあ～と思ったわけ。

ただ注意したいのは、“負け力”はけっして不幸ではないんだな。日本は負け続けることで、生きて来る国なんじゃないかなと思うんだよね。（これは仮説以前の話なんで、説明はできませんよ）

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それにしても残念。まだ可能性が０ではないとはいえ、ね。王さんを４強の監督にしたかったな。それに日本の先発投手陣は、よくやりました。その他の技術的な事や敗因はわかりません、ボクには。

「武士道は死ぬ事とみつけたり」・・・似てるかな“負け力”。