もしあなたが“ウチラ族”に混じって、会話をしたとしましょう。(あなたが大人であるなら)きっと疎外感を感じるでしょうね。
けっして「ウチラ」の仲間には入れてもらえないのです。
同様に“オタク族”の会話に混じったとしましょう。(あなたがオタクでないのなら)・・・やはり疎外感を感じることに違いありません。
つまり「疎外感を感じる」のは、オタクではない人の方なのです。
だからそれが違和感になる。
その結果世間は、特殊な目で見ざるを得なかった・・・。
***
ボクは自分が、誰かに疎外感を感じさせたこともあるし、反対に疎外感を味わった事もある。“おたく族”という言葉が聞かれるようになった時で、すでにこの事を感じていた。・・・だからボクらは仲間うちで「その点を注意しよう」と話し合ったものだ。
「オタクによる害」はあったということだ。
それ以来、ボクが考える「オタクの問題点」は以下のような事だ。
●話題についていけない者がいたら、置いていく。
●聞いてないのに、しかも初対面で、専門的な話をする。
やはり注意しなければならない事だと思うのである。
ファッションがどうだという話ではないでしょう~。
***
面白いことに、「オタクについて」考えていると、参考になる本に出会ったりいたします。『漫狂画人/飛鳥昭雄の漫画人生』と『オタクの迷い道』です!
気になった所を抜粋します。
~『漫狂画人/飛鳥昭雄の漫画人生』より
「その男は、当時、漫画家志望者で、手塚賞のパーティー会場に連れていったのはよかったが、世間を知らない年齢だったためか、(中略)手塚氏を捕まえると、マンガに対する持論を延々とぶち上げた」
オタクの特徴です。おしゃべりは上手い人が多いですよ!
初対面でもディープな話に持っていくのがオタクなのだ。
「おそらく15分近くは話していたと思う。
手塚氏の奥さんは、病身の夫を支えるように付きそっていたが、(中略)その男はまったくおかまいなしだった」
そういう場を読めないか、それとも読んだ上での確信犯か・・・。
とにかく「オタクによる害」のいい例です。
***
オタク差別も問題だが、それ以前に「オタクがオタクと呼ばれる理由」が、コミュニケーションのあり方に起因している事が理解いただけたと思う。
それを飛び越して、「OTAKUは世界語だ」とか「萌え市場が元気だ」とか言っているのには違和感を覚えるんだよなあ~。
岡田斗史夫『オタクの迷い道』は、別の機会にご紹介します。
けっして「ウチラ」の仲間には入れてもらえないのです。
同様に“オタク族”の会話に混じったとしましょう。(あなたがオタクでないのなら)・・・やはり疎外感を感じることに違いありません。
つまり「疎外感を感じる」のは、オタクではない人の方なのです。
だからそれが違和感になる。
その結果世間は、特殊な目で見ざるを得なかった・・・。
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ボクは自分が、誰かに疎外感を感じさせたこともあるし、反対に疎外感を味わった事もある。“おたく族”という言葉が聞かれるようになった時で、すでにこの事を感じていた。・・・だからボクらは仲間うちで「その点を注意しよう」と話し合ったものだ。
「オタクによる害」はあったということだ。
それ以来、ボクが考える「オタクの問題点」は以下のような事だ。
●話題についていけない者がいたら、置いていく。
●聞いてないのに、しかも初対面で、専門的な話をする。
やはり注意しなければならない事だと思うのである。
ファッションがどうだという話ではないでしょう~。
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面白いことに、「オタクについて」考えていると、参考になる本に出会ったりいたします。『漫狂画人/飛鳥昭雄の漫画人生』と『オタクの迷い道』です!
気になった所を抜粋します。
~『漫狂画人/飛鳥昭雄の漫画人生』より
「その男は、当時、漫画家志望者で、手塚賞のパーティー会場に連れていったのはよかったが、世間を知らない年齢だったためか、(中略)手塚氏を捕まえると、マンガに対する持論を延々とぶち上げた」
オタクの特徴です。おしゃべりは上手い人が多いですよ!
初対面でもディープな話に持っていくのがオタクなのだ。
「おそらく15分近くは話していたと思う。
手塚氏の奥さんは、病身の夫を支えるように付きそっていたが、(中略)その男はまったくおかまいなしだった」
そういう場を読めないか、それとも読んだ上での確信犯か・・・。
とにかく「オタクによる害」のいい例です。
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オタク差別も問題だが、それ以前に「オタクがオタクと呼ばれる理由」が、コミュニケーションのあり方に起因している事が理解いただけたと思う。
それを飛び越して、「OTAKUは世界語だ」とか「萌え市場が元気だ」とか言っているのには違和感を覚えるんだよなあ~。
岡田斗史夫『オタクの迷い道』は、別の機会にご紹介します。