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韓国映画「明日へ (原題:Cart)」

2021-03-14 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「明日へ (原題:Cart)」 予告

2014年の韓国映画
建築学概論」のスタッフが贈る、格差社会、ワーキングプア、劣悪な労働環境の中で、
逞しく生きる女性の姿が感動を呼ぶ社会派ヒューマンドラマ。

2007年に韓国で実際に起きた不当解雇への抗議のため、
パートタイマーたちが大型スーパーを長期間占拠した事件をもとに
労働者たちの過酷な現実が描かれる。

韓国では、「非正社員」が全労働者の45%を占め、その半数は女性、
つまり役4人に1人の女性が雇用不安にさらされているという現状を
韓国国内で初めて映画化した本作は、週末興行成績で第2位を記録し、
その関心の高さを示す結果となっている。

主人公ソニ役を演じたヨム・ジョンアは第51回百想芸術大賞 映画部門で
女性最優秀演技賞を受賞した。
また、ソニの息子役としてアイドルグループEXOのD.O.(ディオ)が
本名のド・ギョンス名義で出演し、スクリーンデビューを果たした。
ほか、「ゴシップサイト 危険な噂」「失踪ノワールM」などのキム・ガンウが出演した。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「明日へ (原題:Cart)」 ※この曲がいいです。

映画「7号室」に続いて、ド・ギョンスさんの映画を観ました。
この映画の曲が、優しいギョンスさんの歌声で心に染み入ります。

コロナの影響で世界中の経済が困窮するなかでこの作品を観ていると
他人ごとではない気がしました。
経営に行き詰った企業がすることと言えば、真っ先に人員整理でしょう。
ましてや、非正規従業員となれば一番に切り捨てられます。
皆、それぞれが事情があって働いているので、解雇は生死に繋がります。
労働者がそれぞれ不安を抱える中で、皆で団結して解決しようとする姿が
とても痛々しい映画でした。

SKYキャッスル」のヨム・ジョンアさんが、夫が不在の中で息子(ド・ギョンス)たちを育てながら
抗議運動をするのですが、その家族たちも親の苦労を知って、
子供ながらも苦悩する姿にとても心が痛みました。
今、この映画と同じような状況の人たちがいるのではないか?と思いますが、
会社も人材があってこそ成り立つので、人員整理以外の方法を思案して欲しいな
と思えた映画でした。
今は、厳しい世の中の状況ですが、何とか乗り越えて皆に幸せが訪れますように


■STORY
レジ係のソニ(ヨム・ジョンア)は、大手スーパーマーケット「ザ・マート」で
家族のために懸命に働いていた。
夫は出稼ぎをしており、家計も苦しい状況で2人の子供を育て、
家事までこなさなければならなかった。



そんな中、ソニは上司の嫌みや悪質なクレームにも我慢し、
入社5年でようやく正社員への昇格が決定した。
また、ソニ同様に同僚たちもそれぞれ事情を抱えながら働いていた。

しかしそんなある日、会社の方針で現場の業務を外部に委託するという理由で、
非正規雇用者たちに“解雇通達”が下されるのだった。
それはあまりに一方的で、あまりに突然の事だった。
数十人の女性従業員たちは準社員の立場から一転、職を失ってしまった。
従業員の味方である人事チームのカン代理(キム・ガンウ)も、悔しさを滲ませる。



やがて彼女たちは、力を合わせて労働組合を結成。
ソニに加え、労組に詳しいシングルマザーのヘミ(ムン・ジョンヒ)、
勤続20年のベテラン清掃係スルレ(キム・ヨンエ)の3人が交渉役に選ばれた。
しかし、企業側が交渉を拒否したため、ついに労働組合はストライキを決行する。



家族を守るため、また自分たちの誇りを守るため、強大な企業を相手に
解雇撤回を求める闘いが始まる。
彼女たちは一致団結し、自らの職を取り戻す事が出来るのか・・・。


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