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韓国史劇「ヘチ ~王座への道」

2021-08-30 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国史劇「ヘチ ~王座への道」 予告

2019年の韓国史劇
朝鮮王朝に52年という長きに渡り在位した名君・英祖の若き日を描く。
王としての資質を持ちながら、母の身分が低いため軽視された“不遇の王子”イ・グム(延礽君)が、
権力争いのために不正がはびこる朝廷を正し、王となる奮闘の日々を描く。

【ヘチとは】
韓国の伝説上の生き物“ヘチ”。
善と悪を見極め、邪悪なものを退ける力があることから正義や公正の象徴とされた。

太陽を抱く月」「夜警日誌」など、時代劇でも活躍してきたチョン・イルの
除隊後初の主演作として注目を集めた話題作。



グムを助ける仲間として、司憲府(サホンブ)の監察を志す
青年パク・ムンス役に「ゴハン行こうよ!2」のクォン・ユル、
武術と捜査能力に優れた司憲府の茶母ヨジ役には「花郎<ファラン>」のAra(コ・アラ)、
武術に長けるごろつきの頭には「太陽の末裔」「六流が飛ぶ」のパク・フンがキャスティング。
イ・サン」「トンイ-同伊-」「馬医」などの人気時代劇を生み出したキム・イヨン脚本家と、
イルジメ(一枝梅)」を手掛けたイ・ヨンソク監督がタッグを組んだ。
(Webより抜粋)



■韓国史劇「ヘチ ~王座への道」

久しぶりに正統派史劇を鑑賞しました。
イ・グムの成長期の作品は、ドラマ「トンイ」を観ましたが、
身分の低い母淑嬪崔氏から、生きる賢さを受け継いだ神堂のシーンがとても面白く、
病弱で気の優しい兄景宗との複雑な関係も、本人たちは仲の良い兄弟なのに
親たちの王妃争いに巻き込まれていく様子がとても興味深いドラマでした。
「トンイ」の続きのようなドラマだったので楽しみにしていました。

革命によってイ・ソンゲが李氏朝鮮を起こした後は、骨肉の争いでイ・バンウォンが王位を継承し、
後に脅威となりそうな一族を皆殺しにしてしまったので、世宗時代は比較的安泰していた時代でしたが、
首陽大君がまたもやクーデターで文宗の息子端宗から王位を奪い取り、
この辺りから功臣たちが力を持ち始めて、中宗も燕山君(ヨンサングン)の愚行から
クーデターで王位に着いたことから、ますます両班の力が影響を及ぼしていった・・・。
「六流が飛ぶ」→「根の深い木」→「インス大妃」の史劇作品を観続けていくと、
歴史の流れがわかってきてとても面白いです。

主人公イ・グム(のちの英祖)も両班の力で王位に着いたので敵対する両班同士をどう扱うか、
王位に着いてからは「トキメキ☆成均館スキャンダル」にも出た蕩平策(タンピョンサク)で
老論と少論の均衡政局を図ろうとしますが、この辺りが描かれていて面白かったです。
現代の政治もそうですが、いつの時代も意見をまとめることは至難の業だなと感じます。
両班が王よりも権力を持つようになって、民が苦しむ姿に心を痛め、
パク・ムンスたちと不正を正そうと、苦戦するストーリーが面白かったです。

チョン・へインさんの映画「逆諜」ドラマ「三銃士」の昭顕世子(ソヒョンセジャ)の孫イ・タン(蜜豊君:ミルプングン)を
国王に推戴して武力で英祖と老論を追い出そうと謀る事件「イ・インジャの乱」をモチーフにした作品でした。
イ・インジャの乱も今まで観たいろいろな作品に出てきましたが、詳しく描かれていて、
史劇作品は観続けているといろいろな作品に繋がってくるのでとても面白いです。



■STORY ※この曲がいいです♬
18世紀初頭の朝鮮王朝。
第19代王・粛宗(スクチョン)(キム・ガプス)の次男イ・グム:延礽君(チョン・イル)は、
母の身分が低かったために蔑まれ、自らも政治の世界には関わらぬように生きてきた。



そんな中、王位継承者である世子のイ・ユン(ハン・スヒョン)は、
病弱で世継ぎを望めないと判明。
朝廷最大派閥の老論派たちは、陰で悪行の限りを尽くす王子イ・タン(チョン・ムンソン)を
代わりに継承者にしようと動き出す。



イ・グムは民のための世を実現させるため、そして正義を守るために、
役人の不正を裁く機関・司憲府のヨジ(コ・アラ)や、


司憲府を志す青年パク・ムンス(クォン・ユル)らと共に改革へと立ち上がる!


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