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韓国ドラマ「ごめん、愛してる」

2017-09-05 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国ドラマ「ごめん、愛してる」
韓国では略して「ミサ」と呼び、観終わるとドラマが頭から離れなくなって
何も手につかない「ミサ廃人」を生み出したり、主演俳優のファッションや
セリフを真似る熱血ファンたちが現れたりするなど、社会現象を起こした名作ドラマ

※ミサ=『ごめん、愛してる』(アナダ ランハンダ)の略


■韓国ドラマ「ごめん、愛してる」予告・解説
日本でもリメイク版の放送が始まったところですが、敢えてオリジナル版を観たいと思いました。
ソ・ジソブさんは、以前からとても気になる俳優でしたが、ドラマは観たことがなかったので・・・。

これほどまでに心に突き刺さるドラマだとは思いませんでした。
ムヒョク(ソ・ジソブ)がウンチェを見つめるシーンは、どの場面も胸が苦しくなってきます。
ムヒョク役のソ・ジソブさんの表情がたまらなく切ないのです。
なぜこのドラマが「廃人(ペイン)」まで生み出すドラマなのか、わかる気がしました。

リメイク版の話題でも「長瀬さんはソ・ジソブさんの演技を超えられるのか?」
と言われた所以が分かる気がしました。
終盤は、涙なしでは観ていられませんでした。

死期が迫っているムヒョクは、オーストラリアから韓国へ母に会いたい一心で帰国しますが、
自分が想像していたような「貧乏で子供を手放さなくてはならない事情があった母親」
とは正反対で、「派手な女優で裕福で何不自由なく贅沢三昧の生活をしている母」の姿を観て、
自分たちを捨てた母親に復讐しようとします。

この辺りの無表情な冷たい演技、セリフのない演技はソ・ジソブさんならではと感じました。
一方で、心優しいウンチェに惹かれていきますが、とてもピュアで優しくて男らしいムヒョクなのです。
一途で、言葉はぶっきらぼうなのですが、ウンチェがいうように「とても寂しくて、暖かい人」なのです。

けれども、死の間際で知った衝撃的な事実が、また悲しみを誘って
涙が止まりませんでした。
本当に、良いドラマでした。

■STORY
生後まもなく捨てられたムヒョクはオーストラリアへ養子縁組に出されたが、
養父の虐待で家を飛び出し、ストリート・チルドレンとして野生児のように育つ。



韓国に戻ったムヒョクは出生にまつわる事実を知ることになる。
そこから運命的な復讐劇が始まる。

一方でウンチェには想い続けてきた人 ユンがいた。
どんなに好きでも見つめることしかできないトップスターのユン。
想いを告白したいけれど、いつかユンが気づいてくれるだろうと思い、
健気にじっと待ち続けている。

ところがある日、最悪な男が彼女の前に現れる。
ユンのマネージャーだという。
身勝手でマナーのないこの男にうんざりしながらも彼から目が離せなくなる。

■ムヒョク役 ソ・ジソブ   ※雪の華
気難しくて荒っぽくて、一度頭にきたら最後まで勝負をつけないと
気が済まない血の気の多い男。
喧嘩も強く、絶対に負けることが嫌いなタイプ。
生きていくために暴力団の下っ端、客引き、麻薬の売人などを転々とし、
かたぎの商売とは縁遠い人生を送っていた。

そして20歳になった年、ムン・ジヨンという韓国人女性と出会う。
襲われそうだった彼女を助けたことをきっかけに、そのまま7年もの歳月を共に過ごした。

ムヒョクは、母国である韓国と韓国語を教えてくれたジヨンに、次第に惹かれていく。
だがそのジヨンも、メルボルンで屈指の大富豪のもとへと去っていく。
死ぬときは必ず自分の国で…と言ったジヨンの言葉に、背中を押されるようにして
韓国に戻ってきた。
だが、知りたくもなかった事実が次々と明らかになる。



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7話~8話でウンチェとムヒョクの距離が近づいていくのですが、とてもいいです。
ムヒョクがウンチェに
   
  行くなよ 頼むウンチェ つらくさせない 行くな

と言います。
発達障害の姉とその子供ガルチの面倒をみる孤独なムヒョクを見て、
ウンチェもムヒョクに惹かれていきます。



7話 ウンチェがアフリカに行くと聞いたムヒョクは

  ウンチェ ひとつだけ 頼む
  アフリカ行きはやめて うちの姉貴とガルチの面倒・・・
  みてくれないか? いつか俺がいなくなったら・・・

と言います。ウンチェは

  あなたを一度だけ抱きしめてあげたいの
  この前 できなかったから 今 抱きしめてあげる
  いいかしら?
  (ムヒョクを抱きしめて)暖ったかい?寂しくないよね?


と言って抱きしめます。
ムヒョクの流す涙に胸が苦しくなりました。


8話 ウンチェとムヒョク達は一緒に過ごし始めます。
   ウンチェを見つめるムヒョクの表情がたまりません。
   一緒に海苔巻やトッポギを売ったり、文字を覚えたり、絵を描いたり・・・。



 ムヒョク:神様 俺は・・・約束します
      ソ ウンチェ

      残された時間 彼女をそばに置いてくれるなら
      彼女で残された時間を 満たしてくれるなら
      俺を傷つけないなら
      ここですべて 終わりにします

      憎しみも 怒りもすべてごみ箱に捨てて
      静かに 目を閉じましょう

      神様 あなたに約束します


ウンチェの心優しい姿に、死期がせまり、復讐しようとしていたムヒュルが
癒されていくシーンには涙が出ました。

でも、13話でウンチェがムヒョクの死期が近いことを知ってしまいますが、
それ以降は涙なしでは観ていられませんでした。
15話・16話のムヒョクとウンチェのシーンには涙が出て止まりませんでした。
ウンチェがムヒョクの寝顔を携帯で撮影するのですが、

 ムヒョク:生きていたくなる お前といると
      無性にそう思う
      死んでいくのが 悔しくてたまらない
      悔しくて やりきれない

      だから こうした ごめんな ウンチェ

と言って、消してしまいました。     

最終話 愛するウンチェの父親からムヒョクは衝撃的な事実を告白されますが、
ムヒョクが哀れで、可愛そうでたまりませんでした。
そんなムヒョクを愛するウンチェもまた・・・。

観終わって、私もペイン(廃人)になってしまったようです。
こんなドラマ初めてで、記憶に残るドラマでした。


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