五線譜のリボンたなびく

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喜びの風

2019年03月11日 | 音楽や行
私にとって思い出深い、ハックビーの『喜びの風』。わりと小編成の吹奏楽曲です。

中1の時に姉が中3で、姉は吹奏楽部だったんだけどその時にこれでコンクール出たんよね。私は吹奏楽部に入りたかったけど、メチャメチャ入りたかったけどおんなじ部活はやだって言われて仕方なく卓球部に入ったんよね。
んでその卓球部で一時期シカトされてさあーあーー。泣きそうになりながら自転車をおして音楽室のわきを通ると決まってこの曲の合奏が聞こえてきたんよね。
それがかっこよくて。それを聞きながらずんずん歩いてる時だけは嫌な気持ちを忘れられたんだ。

ファードファドシ♭ー…かな。ミ♭レ♭ドシ♭ドーってほかの楽器がかけあうんだよ出だし。
シンバルがしょわんわーーんってやってるんよ。伝わるかね。

何かが始まる予感がするんよ。主旋律が始まる時の高まりったらないよ。
姉はクラリネットだったんだけどその和音も凄く良かった。トランペットも効いてるんだけどところどころで聞こえるクラリネットがかっこよくて、私絶対高校行ったら吹奏楽部入るんだもんね!ってそこで決めたんだよ。
ハックビーの曲大好き。

聴いてて楽しくなる。だけど一瞬切なくなる音というか。

途中なだらかな春の道を歩きながらあたたかい風を浴びてるような音楽になるんだけどその中間部を過ぎるとまた主旋律が出てくるんだよ。その時のわくわくったらないね。

ハックビーの曲を今聴くと、戻りたいな…って思ってかなりセンチメンタルになるので、心に余裕がある時だけ聞いています。