山歩き

苦楽をデジカメで

木曽路へ ~馬篭の宿~

2013年10月26日 | 旅のつれずれに
ある小さなバスツアーで、木曽を訪れました。
台風が近づいていて、お天気は余りよくなかったのですが ほとんど降られずに済みました。

中山道69次のうちの43番目「馬篭宿」(現在、岐阜県中津川市)→42番目「妻籠宿」(長野県
南木曽町)→赤沢自然休養林(長野県上松【アゲマツ】町)→37番目「福島宿」(長野県木曽町)
→34番目「奈良井宿」(長野県塩尻市)の順で宿場めぐりを楽しみました。
そのうちの「馬篭宿」の佇まいです。




高札場・・・所謂「官報掲示板」で、庶民に対しての禁制や法度を示したものですが、それ以外にも「助け合って、仲良く暮らしましょう」など、村の申し合わせのような看板も見らるとか。


防火用水 家によって少しづつ形が違うのも面白い。


馬篭茶屋での昼食 真ん中は、マスの甘露煮。
「馬篭で作り、馬篭で収穫し、馬篭で調理し、馬篭で食べて頂きたい」というのが、ご主人のこだわりとか。


藤村記念館の門

藤村記念堂


若き日の藤村

洗礼を受けたとのことだが、その信仰を貫くことはなかった(のちに 永昌寺が、島崎家の菩提寺となる)。


本陣の遺構である隠居所(明治28年の馬篭宿大火で焼け残った)・・・藤村生家


門の内の 梅の古木

藤村「ふるさと」ゆかりの土蔵跡


四方木屋・・・民芸品店 「よもぎや」は、昔から何となく馴染んだ名前で「あ~此処なのか」と
思って写した。(同じ名前の旅館は、藤村の子息が創業された)


馬篭の街並み


藤村ゆかりの「清水屋」の看板 資料館になっていた。


ご夫婦で営んでいる店の「焼き山栗」、素朴でとても美味。お土産に買う。幼い孫たちも喜んで食べていた。


枡形の跡



若い頃から一度は訪れたいと思っていた「馬篭」、昔の旅人が歩いた宿場への道は歩けなかったが 600メートルの石畳の宿場を歩き、江戸時代にタイムスリップしたような楽しいひと時となりました。


山梨の秋

2013年10月11日 | 旅のつれずれに
2013年10月9日夕~10日早朝
所用で訪れた山梨市と春日居温泉の秋の風景
秋とは言え、気温は30度近い暑さでした。


山梨市内 ザクロが見事なので、許しを得て写させて頂いた。



思いがけず頂いたザクロのアップ
ジューシーではあるけれど、一つ一つの小さな実に 一つづつ種が入っている。
可食部は少なく、ちょっと渋かった!
ザクロって、どんな風にして食べるのがいいのかな~?


石和へ

駅のホームから眺める 南アルプスの山並み


駅前にはバラの花壇 秋咲のバラが見事!


春日居温泉に宿泊 宿の裏手の丸く見える山を目指して朝の散歩



JR中央線の線路を渡る



狐塚古墳


ブドウの段々畑


ブドウの幹の太さに驚く。ブドウの種類によって幹の太さも異なるとか・・・

甲斐路
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」(ヨハネによる福音書15:5)との主イエスの言葉を思い起こす。


昔ながらのブドウ農家と思われる。



柿の実も たわわに


鎭目辺りの集落から眺められる秩父の山並み


笛吹川の支流だろうか・・・鴨の家族が泳いでいた。


この早朝の散歩の途中、春日居中学に自転車で登校する生徒たちに出会った。
「おはようございます!」と、挨拶も爽やか。

もうそろそろ収穫も終わりに近いが、見事なブドウ棚を見るのは初めてで
山梨の秋を満喫した旅であった。