手書き確定申告のススメ、のちゴミ収集の悩み。

来週クレジットカードの引き落としがあるので、暑い中引き落とし口座に現金の補充をしてきた。これで一年分の税金の支払いがきれいさっぱり終わるので（もう一件だけあるか・・・）ようやく便秘が終わったようなすっきりした気分になる。

ついでに生活費をいくらか引き出したら、この度の新札発行後初めて「群馬の種馬」渋沢栄一が出てきた。柴三郎はすでに何度か見たが、梅子はまだである。

いろいろな控除があるので毎年確定申告をしているのだが、住民税も絶対に特別徴収で天引きにしなければならないという法律も無いらしいので、自分で払っている。

この「給料天引き」といいうシステムが国民の政治離れの一番の要因だと僕は思っている。

完全給与所得者の方々には一度、電卓を片手に手書きの確定申告書を作成してみてほしい。当事者意識が強くなって、政治への見方がもっと厳しくなって、選挙の投票率も上がると思う。（自分の一票なんて・・・）などという不貞腐れたことは思わない。些細なことでも自分にできることは全部やろうと思う。副業とかがない完全なサラリーマンなら、確定申告もそれほど難しくないし。

電卓片手に確定申告書を作っていると、最終的に今年納める所得税額が出てくる。それを見て（こんなにおさめているのか・・・）と暗澹たる気分になっているところ、その下の枠を見ると、

（この税額を加算するのを忘れないようにしてください）と言いたげに、

「復興所得税+2.1%」の欄が現れる。

これを算出して加算して、その下に最終的な所得税額を書き入れるときには地獄に落とされたような気分になる。

「絶対に投票しなければ」と思うだろう。

給料天引きで通知書に書いてある税額を見るのと、自分で計算して書き入れるのとでは「がっがりさせられ具合」が雲泥の差である(笑)。

だからこそ給料天引きになっているのでしょうね。

税務署は手書き申告書作成からeTAXやPCでの申告書作成に移行させたがっているが、上のような理由で手書きが受け付けられている限りは手書きで行こうと思っている。いろいろ控除があると言っても、経費を落としたりするわけではないので単純だし。

話変わって、

高血圧だけど苦手なので朝はぼんやりしていることが多いのだが、昨日は昨日で、また（何か忘れてるよなぁ）と思いつつコーヒーを淹れて飲んでいたら、急に思い出した。

（今日は月二回の不燃物の日だった！しかもお盆前最終！）

チョッ早で一応まとめてあった不燃物を確認して出してきた。まだ間に合った。その時に翌日（本日8月6日）に予約していた粗大ごみがあったのも思い出し、それも準備。それも先ほど収集されていったので、今日は税金の支払い準備もゴミ出しも終えて非常にすっきりした気分だ。

不燃物は生モノじゃないので朝が弱い自分としては本来前日の夜に出しておきたいのだが、故障した電化製品などが入っていると持っていく人がいて気分が悪いので朝出すようにしている。（捨てるものだからいいんじゃないか）とも思わなくもないが、どうも気分が悪い。

もっと気分が悪いのが資源物で出す古書。前日に出しておくとセドラーかホームレスかは知らないが、かなりの確率で持っていかれる。古書店に引き取ってもらうのはワンクッションあるのでいいが、自分の読んだ書籍を知らない人に無断で持っていかれるのは、自分の内心を侵されているようで非常に抵抗がある。前日の夜に出しておいても、なんとか彼らが持っていかないようにできないものか。

バルセロナでは街角に定間隔で可燃、不燃、缶、びんなどのでかい収集ボックスがあって、ゴミがいつでも出せるようになっているし、ボックスには小さな入れ口しか空いていないのでゴミの持ち去り問題も少なそう。あのシステムが我が町にもほしい。

収集ボックスの中のゴミは収集車の中から操作するクレーンでボックスからパッカー車に移せるので（クレーンとボックスがベストマッチするように設計されている）、ゴミ収集は運転手一人でできて、人手不足の日本にもちょうどいいと思うんだけどね。

でもルールに従ってゴミを出さない人もいるしなぁ。あんなに丁寧なゴミ出しマニュアルを区役所が配っているんだから、（これどうやって出せばいいのかな？）って思ったら、ちょっとマニュアル開くだけなのに。それが面倒なんだろうな。