QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

高知のグルメと買い物の日~戦利品紹介。

2024-10-17 19:24:19 | 日記
今朝は昨日の続きでちょっとスペシャルな仕事の対応をささっと終えたのが10時頃。

朝飯でも食いに行こうかと思いましたが、そう言えば何度も高知に来ているのにいまだに食べていないものが一つあったことに気づきました。

まんしゅうのジャン麺です。「まんしゅう」と言っても埼玉(本社所沢でしたっけ?)の餃子の満州ではないです。餃子の満州も行きたいなあ。数年前に無性に食いたくなって草加駅まで行きました。東武で行くと草加駅ってすぐでビビりました。草加駅から歩いて15分ほど行くと北海道が誇るコンビニエンスストア、セイコーマートもあるので、餃子の満州の帰りに散歩がてら歩いて買い物に行きました。

また行きたいなぁ。

でも、今日は高知のまんしゅうです。

いつも前を通っていたのですがなぜか素通りで。それで今日はホテルの無料の貸自転車をお借りして、11時の開店時間に合わせて行ってみました。このホテル、ぼろいだけで自転車は無料で貸してくれるわ宿泊費も安いわで、ほんとお気に入りでいつも利用しています。ありがとうございます。

でもデリヘルは入れません。お父さんたち、気を付けてね。

僕は日本には行くオフィスのない会社所属なんで、コロナ真っ最中も会社からは特に外出禁止など言われることもなかったし、人とつるむのもそんなに好きじゃなくてずっと一人ぼっちだから感染の機会も少ないので、交通費宿泊費が安いことをいいことにそこら中遊びまわっていたのですが(金券ショップで東京-名古屋の新幹線回数券5000円でした(笑)。)、新幹線一両につき乗客1~2人だけだったあんな時期でも、日本各地のビジネスホテルにチェックインすると出張のお父さんたちもたくさんいました。仕事って大変です。

でもあのお父さんたちって感染が怖くないのか、デリヘルのおねえさんたちをお部屋に招き入れている方がかなり多かったですね。エレベーターでよく一緒になりましたもん。

ああいう人が自宅に帰っていくわけだからなぁ。あの頃は「私はクリーンです」って他人のことをばい菌みたいな目で見るおばちゃんが多かったけど、(僕はずっと一人なんで、あなたの方がよほど危険だと思うけど。まさか出張先で「買ってる」なんて旦那は口が裂けても言わないだろうから、あなたは知らないでしょ。旦那から病気うつされてないといいね。)と思っていました。

ま、そんなことはいいけど。
11時少し過ぎにまんしゅうに着いたのですが、「臨時休業」(汗)。しかし「蔦谷店、イオン店は営業しています」との貼り紙がしてあったので、そこから近い蔦谷店の方に向かてキコキコ自転車を走らせました。

地図を見ながら着いた先は、田舎に突如現れたおしゃれな建物の蔦谷。元倉庫だったところを改装したんでしょうね。外に面したところにはスタバがあり、中は本屋、雑貨屋、そして本が読める飲食店など。



その一角に「まんしゅう」があったので、名物のジャン麺を注文するとすぐに出てきました。



・・・こんなの美味いに決まってる。

モツが入ったあんがかかっているラーメンです。それ以上に説明の必要はないでしょう(笑)。だって、美味いに決まってるもん(2回目)。目の前に山椒粉が置いてあったのでたくさんかけて食べたら、ものすごく美味かったです。

そのあとは近くにあるスーパー銭湯「姫若子(ひめわこ)の湯」に。ここも高知に来ると大体いつも来ますね。露天風呂エリアがすごく広くて、スプラッシュマウンテンのあたりみたいです。

お風呂を出て今月の仕事を片付けようと思いつつ、ホテルへ向かってまたキコキコと自転車を走らせていたのですが、途中で(やはりかつお食いたい、今食いたい)と、高知名物ひろめ市場に方向転換。かつおを食べると決めたら足取りも軽く(笑)。

いつもの明神丸でかつおを購入して席を確保。ハイボールを飲みながらいただきました。

今日は「はらんぼ」の炙り(500円)とかつおのたたき(中、7切れ、1000円)をたれで。はらんぼは鮭で言うハラスみたいなああいう部分かな、非常にあぶらが乗っていました。

たたきも今回のかつおはあぶらが普段よりのっているような気がしましたね。かつおのことはよく知らないのですが、いまそういう時期なのかも。論理的に考えれてみれば、秋ですからね、これから一番体力を使う産卵に向けて栄養を蓄えているとかそういう時期なのかも。

戻りガツオとかになるのかしら。



これがはらんぼ激写。



んで、これがかつおのたたき激写。



全部ほんとに美味かった!

昨日高知に着いてから、高知ダウンタウンで把握しているスーパーのパトロールも怠っておりません。これまでの戦利品はこんな感じ。高知に来ると補充するものがほとんどですね。



いつも買うのは手前の一味、七味。四国でおなじみの「鬼びっくりシリーズ」です。これがなんか好きで。美味しいと思います。

右上は徳島製粉の看板商品、金ちゃんヌードルの棒ラーメン。これは高知じゃなくても高松とかでも四国内で購入できます。災害用のローリングストックもかねて、九州のマルタイラーメンと一緒に自宅に常備。これもマルタイラーメンも安いときに買っておきます。

その左は伊予味噌。麦みそが好きなんで名古屋の赤みそと一緒に常備しているのですが、ちょうど無くなったので。麦みそは四国か九州で購入しています。

あと、夏酒の瓶に見えるから夏の残りなんでしょうか。四万十川というお酒が800円弱と安かったので購入、安いのに純米酒でした。夏酒の瓶が清冽な流れのようで好きなんですよね。

LEEの20倍は好きだから。底値だったんで買いました。残り1個だった。10倍でも辛さが足りなかったのですが、最近では20倍でも足りなくなってきて、30倍の方が好きです。別に辛さに強いつもりはないんですが。

最後はフランスの粒マスタード2瓶。前回も高知で買ったんですが、1瓶100円とお安いのです(笑)。

さて、今日はこれから待ちに待った居酒屋「葉牡丹」で夕飯(夕酒)に行ってきます。昨日は定休日だったんで行けなかったんですよね。葉牡丹のレポートは明日に。


とうとう選挙じゃき、おまんら、投票なめたらいかんぜよ。

2024-10-16 11:09:45 | 日記
今日のタイトルは坂本龍馬で行こうと思ったら、途中で南野陽子ちゃんに変化し、最後は夏目雅子さんになってしまいました。

坂本龍馬の女装が喋ってるとでも考えていただければ。


因みに左から、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎です。

@高知駅前。

因みにいつも言いますが、僕は幕末と戦国時代が好きではありません。身体中の穴からテストステロンだらだら流してる人間しかいない、汗臭い時代なんで。

僕は「おほほほほ」と涼しい顔で「お酒でも飲まはりますか?」って訪問者に盃を渡す時に袖口から猛毒を涼しい顔で入れる、平安時代とか奈良時代飛鳥時代とかあの辺の時代が好きです。

毒盛った相手が計画通り目の前で死んだら、また「おほほほほ」と笑って「あら、死にはったわ」って言いそうな時代(笑)。

いろいろな勘違いはお許しください。イメージなんで(笑)。

選挙のことを書いている方が多いですね。(どの政党もなんだかなぁ、そうなると消去法で自民になっちゃうんだよなぁ・・・)という方に向けてノンポリの僕の投票の仕方を書いてみます。政治の話は書かないつもりだったんだけどなぁ。怒られることがあるから(苦笑)。

因みに僕の政治的ポジションは、民主党フィーバーの頃には鳩山さん、菅さんに心酔するファンたちから「クズ、極右」呼ばわりされ、安倍さん最強の第二次安倍政権の頃は「サヨク、売国奴」と呼ばれるような感じです。

僕は、右か左いったいどっちなの(笑)?たぶんどっちでもないです。

誰ともと徒党は組みません。だって政治観が合う人がいないから。

以前に日記にも書きましたが、政治家は左右どんな政党でも基本的に信用していません。本当の闘いは、左vs右ではなく、政治家vs国民だと思っています。

だって、皆さんの会社のこと考えてみてください。うまいこと波に乗って実力に見合わないポジションに上った同僚や先輩社員って、大体勘違いして「オレワールド」を作ろうとして大なり小なりえげつないことして社内不和起こすじゃないですか。どんな政党が政権とっても同じことしますよ。

出世させるのもいいですが、正しい結果を出させるには一方で常に監視する人もいてバランスが取れてないと。どんな思いや考えを持ってるかというのは、それほど関係ありません。

政治家でも一緒だと思います。特に、やめた首相の鶴の一声で右ならえで特定の総裁候補に一斉に投票する国会議員たちなんて、民間のサラリーマンをはるかに凌駕する社畜じゃないですか(笑)。あ、別に被害を受けたのが高市早苗さんだから言ってるんじゃありません。その行動に「ほんとに自立性を持った国会議員ですか?」って思うだけです。

同じような話で、アカデミックな世界は「象牙の塔」と言われますが、大学院で研究生活してた時も、教員たちはまさにサラリーマン社畜ぽいことが多くて、これなら民間企業の方がましだろと思いました(笑)。

文系なんて上が順番に退官しないと自分が助教、助教授、教授に登っていけないですからね、上がやめたときに「あいつはダメだ」なんて言われたら、何十年にも及ぶ丁稚奉公が40、50過ぎになって全部吹っ飛びます。そりゃ教授や助教授の言うことハイハイ聞くだけの「アカデミズム社畜」にもなるんでしょう(笑)。

また脱線した。

それでですね、僕がどう投票するかですね。

そりゃ、たまには「この候補者の言ってることは自分に近いな」と思うことはありますが、実際に選挙が終わってしまえば党議拘束で個人の公約なんてさらっと吹っ飛びますし、つい数日前も総裁選に勝って首相になったとたんにさらっと変節した人を見たばかりですしね。政策論議が大切って言ってる人も多いですが、そんなもので決めるのはナンセンスだと僕は思っています。大体の方向性くらいならいいですけど。

世の中の流れに沿って自分含めみんなが狂喜乱舞して投票して特定の政党が圧倒的な力を持っちゃったら、本人も多かれ少なかれ白紙委任状を手に入れたと勘違いするし、この時ばかりに経営者や官僚やそんな有象無象が自分の野望を達成しようと政権に群がって、「俺の言うことを聞かないと与党から引きずりおろしてやる」みたいな圧力をかける。結果、言うことを聞いちゃうわけですね。

岸田さんとか(おそらく)石破さんみたいな、ずっと総理大臣になりたくてなりたくて仕方なくて、その期間が長かった方は特に、自分でも気づかないうちに総理大臣でいることが目的化してしまって言うこと聞いちゃうでしょうね。

と僕は想像しているので、特定の政党が圧倒的な勢力を持たないような投票を心掛けています。自分の政治観とは違っても、全体のバランス次第では日本保守党や共産党にだって一票投じます。

鳩山フィーバーの時は自民に投票し、安倍フィーバーの時は、安倍さんがやたらと強かったんで、それに対抗するには立憲民主党では死に票になるので共産党に入れたかな。

政治信条ではなくバランスが重要です。僕はね。

国民から政治家へのメッセージとして「お前らさ、いつだって政権から引きずりおろせるんだからな、舐めたことすんなよ」っていう勢力しか与えなければ、彼らも滅多なことができない。前の首相みたいに増税しまくるなんておそらくできないと思いますね。

どこかの政党の力を少しだけ借りて法律や予算が通せるくらいの勢力なら、甘い汁を吸うために「もっと国民から搾り取れ」とすり寄ってくる企業団体官僚に「そんなことしたら政権がもたないからできない」って言えたりもできるでしょうしね。

ということで、これを別に人には勧めませんし(笑)、自分一票のことなんで大勢にはそう影響ないだろうけど、僕の意思表示としてそういう投票を心掛けているし、今回もその観点で投票先を選びます。

どうせ守られない公約や右や左の政治的方向性を一切考慮しない、バランス投票。

皆さんもご自身なりの投票の基準を考えてみたらいいと思います。

ただ一つだけ言えるのは「この人に任せれば自分含めた国民の生活はバラ色になる」という救世主の政治家を探しているのだとしたら、そんなのはいません。投票しっぱなしではなく、そのあとで国民が政治家を適切に働かせるんです。

書き始めたらちょっと熱く、長い文章になってしまいましたが(笑)、冒頭に戻ると、今日高知にやってきました。大好きなジェットスターで(以前の日記で書きましたが、オレンジ色が大好きなのでジェットスターが大好きです。マイル修行も兼ねてですが)。

かつおのたたきは明日です。今日は仕事が忙しかったので出遅れて、夜は大好きなラーメン屋「蔵木」さんに。ここはラーメンの味もいいんですが、何がいいって麺が美味い。ほんとに美味い。製麺もお店でやってるんでしょうか。

松山にもお店があるので、高知、松山どちらかでラーメン食べたいなと思ったら訪れてみるのをお勧めします。どちらが本店かは僕は知りません。もしかしたら全然違う町に本店があったりして。

今日は担々麺にしました。



離れがたくて(笑)。





私と担々麺。

2024-10-15 10:09:31 | 日記
確定申告の時に税務署に張り出される、善良な少年少女たちによる作文のタイトルに似せてみました。

一昨日は勝浦タンタンメンを食いに食ったわけですが、ここで私と担々麺の歴史についてしたためておこうと思います。

30数年前、18の時の進学を機に千葉に住み始めたのですが、その頃でしょうか、世の中には担々麺なる辛くて美味いラーメンがあるというのをよく聞くようになりました。

今のようにPCを叩けば画像が出てくる時代でもありません。画像でも見られれば大体の味の想定もつくのですが、それがなくテキストベースの説明だけを頻繁に聞くので、僕の担々麺への思いは募るばかり。美味しい普通のラーメンを食べていても、脳裏には常に担々麺への思いが。

実直なお父さんが幸せな家庭生活を送りながらも(死ぬまでに一度だけでいいから女房以外の女の子と熱いデートがしたい)と考えるのがやめられないのと同じようなものでしょうか。

そんなこんなで大学2年生の頃、普段は自分で食事を作るのですが、ある日曜日にどうも作る気がせずに、どこかで食べようと大学近くに自転車でふらふら出かけたことがありました。

ただ、日曜日の夜は営業している飲食店が少ない。いつも大学の仲間と飯を食うお店も軒並みお休み。高そうなイタリアンのお店なんかはやっていましたが、当時はそんなお金もありません。でもどこかやっていないかと自転車を走らせていたら、路地裏に見たこともないラーメン屋が。自分のお財布にも優しいし、ちょうどいいと思い店に入りました。

席に座ってメニューを見ると、ノーマルタンタンメンから始まって、味噌タンタンメンや豆腐タンタンメンなどバリエーションがずらり。

「夢にまで見たタンタンメン」

と路地裏で宝石を見つけたような気分に。初めてだったのでノーマルタンタンメンとチャーハンを注文しました。

果たして自身初のタンタンメンが運ばれてきました。

一口食べるともう美味い。

テキストベースの説明で思い浮かべていた通り、辛いラーメン。ほんとに美味かったですね。しかもそのあと運ばれてきたチャーハンもこれまた美味い。今思い返してみれば、パラパラ系ではなくしっとり系の美味いチャーハン。

それを境に月に3回ほどのペースで食べに行くようになりました。行くのは飲食店のほとんどが閉まっている日曜日の夜が多く、いつも一人で行っていたので、最初から意図していたわけではないものの自然と自分の隠れ家のようになり、同期を誘うことは結局ありませんでした。学生街で美味しい店がたくさんあったので、同期と食事をするときはそっちに行ってました。

それで、大学を卒業して1~2年経った頃でしょうか。どこかに行った時に昼飯を食べようということになり、なんとなく目についた中華のお店に入ったのです。メニューを見ると「担々麺」が。

(ひさしぶりにタンタンメン食べたいなぁ)と注文。

しばらくして運ばれてきた「担々麺」を見てびっくり。黄土色の濃厚なスープに麺が入っています。しかも、濃厚なごまの香り。

思わず一緒に飯を食っていた友人にひそひそ声で、

「ね、これってタンタンメン?なにか違うんじゃない?」

「いや、担々麺ってそういうものだよ。美味しいよね、俺も好きだよ。」と言う。

一口食べると「めっちゃ美味い」だけど、僕がずっと大学近くの店で食べてきたタンタンメンとは全然違う。

なんだ、これは・・・。

と思いつつも「美味いからいいか」と思う節操のない自分。

その後も濃厚なごまの担々麺にしか出会うことはなく、何年もの時が過ぎたある日、その年のB-1グランプリに勝浦タンタンメンといいう料理が選ばれたというニュースが聞こえてきて、当時はもう自宅でインターネットを使っていたので早速画像を検索したところ、

「あのタンタンメンだ!」

大学生の頃食べていたあのタンタンメンは勝浦タンタンメンだったことに10年以上たってようやく気付いたのでした。

さらに検索してみるとどうも大学の近くのあの店はまだ営業されているようだったので、数年前に行ってみました。果たして同じ店なんだろうかと思いましたが、店に入ると店の中の感じもメニューボードのフォントも全く同じ、出していただいたタンタンメンもチャーハンも全く同じ。店主ご夫妻は年配でしたが、きっと僕が学生時代に食べに行っていた時と同じ方なんだと思います。

それが京成みどり台駅近くの「ラーメン 太陽」さんというお店です。

僕が学生の頃にお店が突如現れたので、あれが開店の頃だとするともう35年ほどお店をやられていることになるのでしょうか。

またちょくちょく勝浦タンタンメンをいただきに行きたいと思います。

「担々麺」の方もお店の開拓を進めておりまして(笑)、お気に入りのお店が数店ありますのでそれはまたの機会に。





北海道の絶メシを千葉で喰らう日ー音威子府蕎麦。

2024-10-13 15:13:35 | 日記
本日茂原二日目です。

昨晩は茂原駅前の居酒屋で地魚と千葉のお酒をいただきました。ひとり用の刺し盛を注文したら「しいら」の刺身が入っていて、ヘミングウェイ『老人と海』の老漁師のような気分に。

あの小説はまあまあ好きですが、読後感としては、遭難した老漁師が飢えをしのぐために腹が減るとシイラを捕まえて、片手は常に舵を取るため、空いた片手でひたすら生のシイラを食べるシーンしか頭に残りませんでした(笑)。

そんなヘミングウェイ気分の次の朝。

腹減ったなと思いましたが11時まで我慢。

今回茂原に宿泊した最大の理由は三連休でも安かったからですが、その他にも茂原でなければならない理由がありました。それがタイトルの「北海道の絶メシ」。因みに絶メシとは、後継者がいないなどの理由で絶滅したorしてしまいそうな各地のグルメのことです。数年前の深夜ドラマのタイトルのために作られたのか、もとからあった言葉なのかは知りません。

「北海道の絶メシ」「千葉」と見た瞬間に勘のいい方は全て理解されたかと思います。茂原には「音威子府蕎麦」を出す食堂があるのです。真っ黒の蕎麦です。

もともとは北海道は宗谷本線の音威子府駅構内の駅そば常盤軒さんで出されていたものですが、経営者の方が亡くなられて後継者もいなかったために駅そばのお店を閉められたようです。

しばらくは音威子府村の一路食堂というお店で引き続き出されていたのですが、そこも一昨年か昨年くらいに閉店されて。道の駅でも出していたはずですが、噂では製麺所も音威子府蕎麦を作るのをやめてしまったという情報もあるので、今はどうなっているのかわかりません(検索すればわかるんでしょうけど)。

音威子府駅の駅そばが正式に閉店したのが2021年2月とのことですが、僕はその数年前から何度か行きました。しかし大体いつもお休みされていて、「一路食堂」に行ってくださいとの張り紙がしてあったのでいつもそっちでいただきました。

古参の鉄の皆さんは駅構内のお店で召し上がった人の方が多いと思います。

音威子府のお店が閉店になった後、数年前に都内で音威子府蕎麦を出すお店が開店して、僕が知る限り音威子府蕎麦を北海道以外で食べられるのは、茂原の「音威子府食堂」と都内のお店の二軒だけだと思います。他にもあるのでしょうか。



開店の11時過ぎにお店に行くと先客が2組。ランチは蕎麦と本日のミニ丼のセット。僕はもり蕎麦とミニ丼のセット(1000円)にしました。セットだと蕎麦の大盛が無料になるとのことだったのでお願いして。

「あ、それとビールもください。」



ほどなくして蕎麦もやってきました。



これこれ、この真っ黒蕎麦が美味いのです。たっぷり大盛をいただて大満足でした。

そのあとは上総一ノ宮あたりの九十九里まで海を見に。車だとさっといけて快適なんですが、駅前の観光案内所で自転車も借りられるので、それでもかなり楽しめると思います。

昨日もでしたが、旅先でママチャリを借りて一人で走っていると、小田和正さんの「優しい風が吹いたら」を歌いながら、「遺留捜査」の上川隆也ごっこを一人でするのがお気に入りです。ドラマのエンディングのところです。

あまりに自転車を漕いでいる時間が長いと暇すぎるので、遺留捜査同様、犯罪の裏側にあるやるせない物語を自作して、「5分いただけませんか?」と上川隆也エンディングまできっちり演じたのち、「優しい風が吹いたら」を歌います。

皆さんもやってみたら楽しいのでやってみてください。

人に見られたらサイコだと思われるので、人目を気にしつつ。

でも、今日は車だったので、遺留捜査はなしでした。昨日はやりました。



しばらく海を眺めた後、昨日の勝浦同様に、上総一ノ宮あたりのスーパーをパトロール。

産直コーナーで青唐辛子を買いました。一袋130円。



ここ最近(特にトマトベースなど)イタリアン的な料理をした時にちょっと辛いソースが欲しいなと思っていたのですが、タバスコだと全部タバスコ味になってしまうので、久しぶりに唐辛子オイルを作ろうと。

あとは別に買わなくてもよかったんですが、関東一円のスーパーでたまに見かける「水沢風うどん」の生麺。前橋市の製麺屋さんが作っているのですが「水沢風」と言うところが奥ゆかしい。麺の細さが絶妙で美味しいのです。似た感じの麺がハナマサオリジナルでも売っていますが、もしかしたら同じメーカーが作っているのかもしれません。



僕はこの麺がとても好きなのです。1パック100円前後で売っている物なのですが、今日はそれが30%オフで69円。

そんなにお得だと買ってしまう。(北海道弁でいうところの「買わさるぅ~」です。)

賞味期限迫ってるからなんでしょうけど、生めんは冷凍しとけばしばらく大丈夫です。

それで今日の観光は終了。茂原に帰ってきました。

それにしても今日の音威子府蕎麦は美味しかったなぁ。そんなに遠くないからまた食べに来ようと思います。



実食・勝浦タンタンメン!とチーバくん大フィーバー!

2024-10-12 15:52:53 | 日記
勝浦一日散歩を終えて茂原に移動しました。

勝浦から来ると茂原がメトロポリスに見えます。

勝浦の海は美しく、のんびり釣りをしている人をぼんやり見ていました。




特急わかしおで勝浦駅に着いたらまずは駅から徒歩で10分ほどの「勝浦市観光協会・KAPPYビジターセンター」というところへ。ここで自転車を借りました。

自転車を借りると荷物も無料で預かってくれるので非常に便利です。17時まで借りられて一日1500円。どなたかのネットの情報は昔のものだったらしく、現在は電動アシスト付き自転車とアシストはついていない普通のロードバイクともに同じ値段だったので、電動アシスト付き自転車に生まれて初めて乗ってみました。

少々の上り坂も楽々上りますね。ビビりました(笑)。

まずはお目当ての朝市に。干物のお店や野菜のお店に加え、房総サーファーパラダイスらしいオサレなホットドックとクラムチャウダーのお店などいろんなお店が出展されていました。



出店状況は日に寄って違うんでしょうけど、今日はいい感じにのんびり落ち着いた感じ。あまりにぎっしりお店が出てると、それはそれで落ち着かないですもんね(笑)。

干物を買おうかなとも思いましたが、今回初日なんで控えました。

その代わりと言ってはあれですが、今日一杯目のコーヒーを。SPICE COFFEE HOUSEさんというカフェが出しているStall(屋台)で。注文すると一杯一杯ハンドドリップしてくれます。

豆は深めの焙煎で僕好み。この日一杯目のコーヒーとしては最高の滑り出し。Bruno MarsとSilk Sonicのアルバムを流して仕事をされていて、僕もいい気分に。

非常に美味かったです。検索したら、どうもこのカフェが朝市に出していたStallだったようです。

コーヒーを飲みながら歩いていたら、民家の玄関先でサンタクロースひげのサーファーの(元か現役か不明)かっちょいいおじいちゃんがおそらく自作のアート(絵)を売っていました。ちょっと興味はあったんですが、冷やかすのも申し訳ないなと前を歩くときにちらっと見る程度に(笑)。有名な方なんだろうか。

そのあとは観光協会で勧められた八幡岬公園の展望台に。外海の美しさって少し違いますよね。



上に上がると水戸光圀の実のおばあちゃんの「お万の方」の像がデデーンと立っており、少しビビりました。勝浦あたりの出身なんですって。

桂浜の坂本龍馬ほどはビビらなかったけど(笑)。初めて行った時は桂浜に着くのが遅くなって夜暗くなって誰もいない時に行ったので、あの巨大な坂本龍馬が非常に怖かったです。あまりに遅かったんで、駐車場のおっちゃんも「遅いから駐車代要らないよ。ゆっくり見といで~。」って入れてくれたことを覚えています(笑)。

・・・高知は数日後に参りますので、今は勝浦の話に戻ります。

さて、いよいよ勝浦タンタンメン。僕が食べログより信用しているGoogle先生の☆を参考に、ひさご食堂さんに。開店11時ですが10時45分くらいに着いたので店先で待ちました。

店先にはいろいろと細かい注意が書いてありますがどれも普通のこと。躾されている人されていない人、いろんな「常識」を持った人が全国から集まるので、観光地でお店を営業されているときっと大変なんだろうなと思いつつも、ここまで丁寧に書いても読まずに粗相をする人もいるんだろうなと。

同時に(自分は粗相しないだろうか)と不安にもなったりして(笑)。

そんなことを思いつつ読んでいたら開店5分くらい前なのに、ごつい店主が顔を出して「もういいですよ。おはいりください~。」と。なんか急かしてしまったようで申し訳なかったのですが、座って「勝浦タンタンメンください。」と。

「あ、それと瓶ビールも。」



ビールを飲んでいたらほどなくして念願の勝浦タンタンメン。



勝浦タンタンメンはたっぷりのラー油に玉ねぎの粗みじんとひき肉が特徴的ですが、ひさご食堂さんのはその他野菜もたっぷりで非常に美味しかったです。野菜がビールのいいおつまみになりました(笑)。

そのあとは海岸沿いに西に自転車を走らせます。一か所歩道・自転車道が非常に細いところがありましたが、そのほかはおおむね自転車でも走りやすかったです。

最終目的地は勝浦海中公園。そこを目指して走りました。電動アシストのおかげで坂道アップダウンも楽々。もう少しで海中公園というところまで来たら自転車に異変が。

後輪パンクです(汗)。

突然のパンクで頭がパニクったので、とりあえず振り出しに戻ろうと自転車を借りた観光協会に向かいました。かなり距離があるので本当は乗っちゃいけない(パンクを悪化させる)のですが自転車をガタガタ言わせながら乗ってしまいました。電動アシストの効果でパンクしてるのに結構走ってしまいます。

ようやく観光協会に着いてパンクさせたことを謝罪したあと「修理代お支払いします」と言ったら「修理代はいいですよ、故意でされたことではないですし。それよりまだ回られますよね、新しい自転車お出ししますね。」と暖かいお言葉。

帰りの電車まであと2時間ほどあったので、今度は東に自転車を走らせたら、「ベイシア」というでかいスーパーマーケットがあったのでご当地物が何かあるかと思い店内を徘徊。

で、これが戦利品。



飯沼本家さんという千葉の酒造メーカーのチーバくんワンカップです。勝浦とか南千葉ではない、酒々井の方の酒蔵さんですけど(笑)。

チーバくん好きなんですよね。好きなゆるキャラ自分的ランキングでベスト3に入ります。ベスト3他の二つは、島根県の「しまねっこ」(ひこにゃんと同じとか言うな(笑))と愛知県岡崎市の「オカザえもん」です。

買物を終えたら残りはあと1.5時間。

(ん?この腹具合ならもう一杯食えるぞ。)



てっぱつ屋というお店の勝浦タンタンメンを。今回はつけ麺にしてみました。こちらは一杯目のひさご食堂さんより辛めで無防備にすすったらむせましたので、そのあとは慎重に頂きました。つけ麺の方が辛さの感じ方を調整しながら食べられますね。

ここも美味しかったなぁ。

ということで、久しくくすぶっていた勝浦タンタンメン欲は存分に満たされました。

で、冒頭に触れたように茂原におります。明日は知人がドライブに連れて行ってくれるかもしれないので、30数年ぶりの九十九里の海が拝めるかもしれません。