時系列で整理。
4/14(木)21時26分頃
熊本県熊本地方で震源深さ11km、マグニチュード6.5の地震。熊本県益城町で震度7観測。震度7観測は
1949年の震度階級設定以、東日本大震災以来の四回目で九州では初。
なおこの地震は4/16の前震だったと分かったのは後日。。。
4/15(金) 日経株価。
9時 始値16,720円(前日終値の191円安)
15時 終値16,848円(前日終値の63円安)
⇒ちなみに、東日本大震災の翌営業日は、終値9620円(前日終値の634円安)。
4/16(土) 1時25分頃
熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード7.3の地震。熊本市などで震度6強。
4/16(土)5時半頃
日経新聞届く。1面の見出しは何と「永住権緩和で人材誘致」・・・。
永住権緩和もいいけど、熊本は。
4/17(日)5時半頃
日経新聞、見出しはさすがに「熊本、死者41人に」。で、14日を前震、16日を本震に定義。
ちなみにきょうのことばも「本震」。
4/18(月)5時半頃
日経新聞、見出しは引き続き「熊本、11万人避難」。それと1面にトヨタが今回の地震を機に生産停止。
それと毎週載ってる、今週の市場「株式」の展望欄。
熊本地震の影響でパニック売り。製造、小売りなど、心理不安などもあり広く売られる展開の中、建設、セメントなど復興関連株に買いが殺到か。となるかと思いきや、今週の株式展望欄に熊本のくの字も出てこない。株式市場は上値が重いとか、主要産油国会議の結果が株価に影響・・・等々、まるで地震は無かったかの如く。
⇒これには、自分は違和感しかなかった。東日本の時は、福島第一原発のスーパーやばいアクシデントがあったにせよ株価急落したのに。
地震(少なくとも16日未明のいわゆる本震)前に書いた原稿を、もうそれどころではなくて入稿したとしか思えなかった。
4/18(月)日経平均株価
9時 始値16,521円(前日終値 327円安)
15時 終値16,254円(前日終値 634円安)
⇒ちなみに東日本大震災の翌々営業日は、終値8605円(前日終値の1105円安)と急落だった。
まとめ。
・4/14の地震は東日本大震災規模だったが、東日本大震災ほど株価への影響は少なかった。東日本大震災に比べ範囲が限定的、津波が起こらないなど二次被害が限定的だったことが理由か。
・ただし、4/16のいわゆる本震は「さすがにまずいぞ」ということで、東日本大震災後と同じような株価の動き(幅広く売られ、ニッチな復興関連銘柄がストップ高になりまくる)をした。
・熊本における4.16というのは、東日本大震災でいう3.11と同タイミングと位置づけられる。
・明日は4.16の翌々営業日。3.11の翌々営業日は上に書いている通り前日終値の1000円以上安というほぼパニック売り状態。
・ただし、この時は福島第一原発の水素爆発が伝えられてたのもあったから熊本はちょっと事情は違う。
・と、いうことで明日はまま落ち着きを取り戻すのではないかと。ただ今回は、イランが減産が合意できなかった原油なんとか会議があったため、資源系株、商社株は期待薄。
最後に自分のトレードですが、この前、円高不安などで下がった時に押し目買いした商社株と銀行株、14日に戻した時に思い切って全部利益確定した。ついでに含み益のあった不動産関連株も利益確定するという、超ラッキーな小遣い稼ぎとなりました。
疲れた。。。