今日も日本は、583円高と大きく上げた。
年初来で見ると、昨年末の33,464円から36,546円と3,000円を超える大幅高である。今年からついに新NISAが始まって、口座を開設して株を買った人が底支えしている気がする。合わせて先日の日経新聞に外国人も買っていると出ていた。外国人から見ると、日経平均はまだまだ割安水準のようである。恐らく賃金ももう一段階上げるだろうし、今度の3月決算でも好決算の会社が多いんじゃないか。またそもそもがアメリカやドイツなど諸外国は、とっくに最高値を更新しているが、まだバブル期につけた約38,900円を超えられないでいる。
最高値をつけたのが1989年の大納会で、まだ中学生の自分は株がなんたるかはなんとなく知っているぐらいで本当にいつの時代の話かという感じである。まだ売買のやり取りが「場立ち」といって、黒いズボンに白いシャツ着たおっさんたちが押し合い、圧し合いしながら手で注文をまとめていた時代である。その押し合いに負けないように、証券会社では採用にラグビー部枠、アメフト枠があると聞いたことがある。1989年の大納会はNHKのニュースでその押し合いの映像とともに、日経平均が過去最高をつけましたとNHKらしく炎々と放送していた、年末を過ごす祖父の家でテレビを見ていたような記憶がある。
日経平均が最高値をつけたのはそんな時であって、そこから社会のあり様も、働き方も、何もかも変わった。便利な世の中になったし、得られる情報の量も桁違いになった。よく言われるのがそのころのPERは全体で60~70倍だったけど、今はまだ15~16倍とのこと。今はバブルではないか、と言われるが数値的にもバブルではないと思う。
今年に入ってからここまで先週に少し調整局面はあったが、基本的には上げ基調でかなりあっさり3,000円ぐらい上がった感がある。我が家の資産も一気に300 万円ぐらい膨らんだ。
このまま40,000円超えもいきそうな雰囲気を感じている。自分は基本的に上げ相場で順張りはしないが、今回ばかりは相場に少しついていっている。逆張り派の自分には上げ基調は正直、参戦が難しいが心を強く持っていくしかないかなって思っている。