社内的にはマーケティングが出来る人がいい営業だという風潮がある。
マーケティングとは、いろんな意味合いで語られるけど、非価格競争力だと思う。
非価格競争力とは、要するに製品に独自性が強かったり、スペックがものすご
かったり、またはプレゼンや広告がうまかったりで価格を凌駕してしまうということ。
厳密にいうと違うかもしれないが、ここではそういう意味で話を進める。
社内では、マーケティングできるひと=非価格競争力を高められる人が
評価を受ける。聞いてると納得できるような話だけど、正直それは弊害。
そういう人が評価を受けるから頭でっかちで、口ばっかりの人が増えてる。
ホントの営業は、ちゃんとお客様のニーズを汲み取り、しっかりと行動の計画を
立て、最後の最後までクロージングできる人だと思う。それをちゃんとやり切れるか
どうかなんだよな。
実際の世の中に出回ってる商品なんて、基本レッドオーシャンなんだから。血の海を
溺れずに泳ぎきれるか。
そういうの軽視してる感が会社にはあるように感じるんだよな。今の会社は
ここ数年、効率化などなどで営業利益は増えている。しかし、トップライン(売上)は
頭打ちになってる。そんなとこに原因あるんじゃないかな。