IT企業で、サーバーなどの箱物に比べると商談期間の長い法人向けパッケージを売っている自分。クロージングには短くても商談開始から数か月、長ければ1年以上もかかる。年も明けたので今期の数字は今さらジタバタしても、ほぼ仕方ない。(ジタバタしろという指示はあるが)
ジタバタはやってるフリをしながら、来期に向けた種蒔きをはじめようと考えている。
今期は(というか今期に限らず)、とにかく全方位営業でどんな業界でもどんな商談でも、引合いがあったものには食い付いていく「下手な鉄砲数うちゃ当たる」営業。今期は(というか今期に限らず)、それで何とか数字は作れた。
しかし来期からはもうそういうのはやめたい。一番良くないのは、営業にとにかく手間がかかること。知らない業界の知らないシステムを担当すると、事前の提案準備に時間がかかるし、提案でも顧客の行間も埋められない(顧客の気づいていないニーズを指摘して提案するようなことができない)。
ではどうするか。
①自分の攻めたいセグメントを明確にする。そのセグメントの外部環境などを踏まえた課題の仮説を立てる。仮説に対する、ソリューションをきちっと整理してこちらから能動的に動く。頭の中には青写真はあるので、それをアウトプットして動く。
②とは言っても、①以外のセグメントからの引合いもあり、それも蔑ろには出来ない。こちらは申し訳ないけど優劣をつけて動く。簡単に言うと、受注できる会社かどうかの見極めを行って、可能性が薄い会社にはお断りする。紹介者の顔を立てて提案しなければいけない場合は、申し訳ないけど別の営業へ話を振る。ちなみにマネージャーじゃないのでそんな権限はないけど、そこは「超多忙なので」とか上手く理由づけして逃げる。
今までは可能性がゼロで無ければ、自分の時間的リソースを突っ込んでいったが、今度からは受注できそうな会社だけに提案する。その見極めが超重要になってくる。受注できそうな会社かどうかの見極めは自分的には下記の通り。
・案件のプロファイルが、過去受注した会社と類似しているか。→ちなみにこれは、今期、前期分はちゃっかり分析結果をもらって自分なりにこういうケースだったら受注確率は高いというのはけっこう細かく分析できている。
・紹介者がいる場合は、その紹介者と顧客のコネクションの強さ。→顧客の誰からなぜ話をもらったか、その人と紹介者の関係は?等々を確認する。
・当社の社風を受け入れる会社であること。これはフィーリングや感覚の部分だけど、経験から当社と肌感覚が合う会社、合わない会社というのがある。ちなみに外資か国内資本かといったら国内資本、若い会社か歴史のある会社かといったら歴史のある会社、保守的か革新的かといったら保守的。。。肌感覚が合わない会社にいくらいい提案しても無理なものは無理な時がある。
・会社の規模。大きくても、小さくてもダメ。適正規模がある。
まとめると、①自分の考えるセグメントに対して能動的に攻める ②引合いがあったらおいしい案件だけ拾う という事。
昔誰かに言われたけど、体ではなく、首から上を動かしましょうという事ですね。
あ、体も。
ジタバタはやってるフリをしながら、来期に向けた種蒔きをはじめようと考えている。
今期は(というか今期に限らず)、とにかく全方位営業でどんな業界でもどんな商談でも、引合いがあったものには食い付いていく「下手な鉄砲数うちゃ当たる」営業。今期は(というか今期に限らず)、それで何とか数字は作れた。
しかし来期からはもうそういうのはやめたい。一番良くないのは、営業にとにかく手間がかかること。知らない業界の知らないシステムを担当すると、事前の提案準備に時間がかかるし、提案でも顧客の行間も埋められない(顧客の気づいていないニーズを指摘して提案するようなことができない)。
ではどうするか。
①自分の攻めたいセグメントを明確にする。そのセグメントの外部環境などを踏まえた課題の仮説を立てる。仮説に対する、ソリューションをきちっと整理してこちらから能動的に動く。頭の中には青写真はあるので、それをアウトプットして動く。
②とは言っても、①以外のセグメントからの引合いもあり、それも蔑ろには出来ない。こちらは申し訳ないけど優劣をつけて動く。簡単に言うと、受注できる会社かどうかの見極めを行って、可能性が薄い会社にはお断りする。紹介者の顔を立てて提案しなければいけない場合は、申し訳ないけど別の営業へ話を振る。ちなみにマネージャーじゃないのでそんな権限はないけど、そこは「超多忙なので」とか上手く理由づけして逃げる。
今までは可能性がゼロで無ければ、自分の時間的リソースを突っ込んでいったが、今度からは受注できそうな会社だけに提案する。その見極めが超重要になってくる。受注できそうな会社かどうかの見極めは自分的には下記の通り。
・案件のプロファイルが、過去受注した会社と類似しているか。→ちなみにこれは、今期、前期分はちゃっかり分析結果をもらって自分なりにこういうケースだったら受注確率は高いというのはけっこう細かく分析できている。
・紹介者がいる場合は、その紹介者と顧客のコネクションの強さ。→顧客の誰からなぜ話をもらったか、その人と紹介者の関係は?等々を確認する。
・当社の社風を受け入れる会社であること。これはフィーリングや感覚の部分だけど、経験から当社と肌感覚が合う会社、合わない会社というのがある。ちなみに外資か国内資本かといったら国内資本、若い会社か歴史のある会社かといったら歴史のある会社、保守的か革新的かといったら保守的。。。肌感覚が合わない会社にいくらいい提案しても無理なものは無理な時がある。
・会社の規模。大きくても、小さくてもダメ。適正規模がある。
まとめると、①自分の考えるセグメントに対して能動的に攻める ②引合いがあったらおいしい案件だけ拾う という事。
昔誰かに言われたけど、体ではなく、首から上を動かしましょうという事ですね。
あ、体も。