801的暴走妄想日記

やおい=ボーイズラブにどっぷり浸かった貴腐人・小泉タマラの妄想記録(笑)腐女子脳内にて発酵された事柄です。ご了解下さい。

ハリポタの車盗難事件

2005年10月31日 | ボーイズラブ話
ハリポタで使われた車が盗難にあったそうです。
撮影所の倉庫に置いてあったのが無くなったということ。
アングレア・1960年代の車で、映画では飛んでいましたが実際は飛ぶどころか走れもしないコンディションの悪い車だったそうです。
犯人はハリポタのファンかアンティークカーのファンだろうと報じられていました。
イギリス人にはマニアが多いからなのか。
でも動かない車を盗むのってレッカー車かトレーラーなんかが必要だと思うのですが~。
盗むにしても経費がかかると思います。
で、妄想です。

イギリスのハリポタの大ファンのお金持ちのお坊ちゃま。
父親は中堅どころの企業の経営者。アメリカ人の富豪の娘だった母親とはお坊ちゃまが2歳の時に離婚している。
留守がちな父親に代わってお坊ちゃまのお世話をしているのは執事と家政婦。
「今年のお誕生日のプレゼントは何がよろしいですか?お父様にお願いいたしましょう」
お坊ちゃまに尋ねる執事。
「空飛ぶ車がいい」
どうせ父親は仕事が忙しくて誕生日でも郊外にあるこの屋敷に戻ってもこないのだ。
出来るだけ難しいものを頼んでしまいたい。
「は?」
「ハリーポッターの映画に出てくる空飛ぶ車」
「はあ、ですが、、、あれは映画かと、、、」
「欲しいものはあの車、それ以外はいらない」
「.........」
未成年とはいえ、屋敷内なら無免許で自動車運転は可能です。
フェラーリでもジャガーでもポルシェでも普通に売っている車でしたらお金で買えるでしょう。
しかし、お坊ちゃまが欲しがっているのは撮影に使われているあの空飛ぶ車なのです。
執事は困った顔をしました。
しかし、お坊ちゃまは言い張ります。
「僕は、あの車が欲しいんだ!!!」
執事は出来るだけ穏便にその車を引き取る算段を考えました。
しかし、映画会社を買収し、その上で車を譲るという穏便な方法では時間がかかりすぎます。
そして、愛するお坊ちゃまのために執事は決意するのでした。
屋敷の敷地内へ運んでしまえばわからない。
執事は金次第で何でもやるような男に依頼しました。
トレーラーも購入しました。
お坊ちゃまのために。

「わあい、空飛ぶ車だ」
お誕生日、倉庫に運ばれた車を見てお坊ちゃまは大変喜んで下さいました。
しかし、その三日後にはもう飽きてしまい、車は倉庫に放置されることとなりました。
執事の苦労がむくわれることは滅多に無いのでした。





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