南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 07/19 次は太陽合対象はBD-I1-SついでNavIC東輪1Dそして緊迫のホルムズ海峡上空を飛翔する西輪1Iの順

2019年07月19日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 07/19 関東の梅雨明けは来週後半以降に遅れそうです。

BD-I1-Sの太陽合が先行し、引き続きインドNavIC東輪1Dついで中東ホルムズ海峡上空を飛翔する西輪1Iの順と続きます。

今回はNavIC東西両輪の同期太陽合は見られないでしょう。

中東ホルムズ海峡上空を飛翔するNavIC西輪1I機は東輪1D機から数日遅延しての非同期太陽合生起が予想されます。

ユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。

以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 07/19 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 07/19 QZS/IGSO軌道の4倍拡大アニメGIFを記録します。


平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。

中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。

中国測位衛星セグメントについては、脱MEO一番乗りを果たした日本の視点からのアジア長期戦略を描くことが非常に重要でしょう。
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