2019 06/12 本日から印象深いBD三姉妹(東輪IGSO-3、中輪BDⅢーIGSO-1 西輪IGSO-6)太陽合の並列生起状態で、北上中 IGSO/QZS軌道2019 06/12 わが国のQZS-2に続いて、BD三姉妹編隊(東輪IGSO-3、中輪BDⅢーIGSO-1 西輪IGSO-6)の太陽合の華やかな北上の舞いが始まった模様です。スナ......
2020 6/12 コロナ東京新規感染25名 BD-I2-S準太陽合入り⇒6-7月:BD十字星連続太陽合⇒8月:NavIC-1E,-1Iペア同期合
本年と昨年の6/12のアニメGIFの比較については、以下引用記事内のアニメGIFと比較しながらご覧ください。1年前記事との比較により、日本社会の新型コロナ疫などによる1年間の変化を......
2021.6.12 東京新感染467 重症46 (前週436 62 前々週539 78) 前週比107%
東京コロナ第4波レベルは前週比107%ですが、インド株等による第5波へのリバウンド開始の予兆かどうか怖いところです。
太陽赤緯軌道は、来週の夏至へ向けて、北回帰線に超接近してきていることが分かります。
当ブログはBD衛星列太陽合が最も濃厚に連続する2021夏至前後時期のBDデイリーモニタリングにできるだけ全集中します。
BD五兄弟縦列先頭のBD-I2-Sが準太陽合状態に入りました。BD五兄弟(BD-I2-S, BDIGSO-2, BDIGSO-5, BD3-IGSO-3, BD-I1-S)が今後、先頭から順に太陽合を連続的に生起してゆきます。五兄弟全部の太陽合を終了するまでには、1ヶ月以上かかります。
この夏至前後のBDS五兄弟衛星縦列が、長大に南下連続している意義は、まだ充分には見えていません。しかし東南アジアやインド洋へ連なる長大な衛星連続縦列であることは一目瞭然の事実です。
BDS五兄弟縦列BD-I2-S, BDIGSO-2, BDIGSO-5, BD3-IGSO-3, BD-I1-Sの太陽合状態は年周的なものです。こうした年周的な効果は、天文学的に歴表時により積み重ねて記録しておく中で意義が明確になると考えます。
東アジアとインド・太平洋での緊張の高まりからみて、本QZS/IGSOモニタリングは重要な課題となってきていると考えます。
まずはご自身で以下のN2YOのURLを叩いてご確認されるのが、なにより大切であると思います。なおアンカーとしては、静止精度が高くかつ安定な日本のBSAT-4A(42951)を、2019年から使用しています。
https://www.n2yo.com/?s=42951|42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|44441|43286|43539|44204|40938|40549|44709|44337
このN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます。中国北斗にご関心の方は、是非ともご自身でご確認ください。
北斗系IGSOは一般には3衛星と国際通知されています。しかし本ブログのBD-IGSOプロットでは少なくとも常時11衛星のIGSOを記録しているわけです。
上記のn2yoサーバによるアジアンQZS/IGSO軌道群図を、以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
QZS/IGSO軌道の3倍拡大縦アニメGIFを記録します。
Navic西輪軌道が重要になってきていますから、西NavIC軌道までカバーするように経度方向に西側へ拡大しています。
太陽合を完了したBDS三姉妹(BD3-IGSO-1,BD-IGSO-3,BD-IGSO-6)各衛星と太陽との最小離角を赤色円で、南下縦列BDS五兄弟(BD-I2-SからBDIGSO-2, BDIGSO-5, BD3-IGSO-3, BD-I1-S)を緑色円にて示しています。
太陽赤緯軌道は、来週の夏至へ向けて、北回帰線にグングン接近してきていることが分かります。2021夏至前後のIGSO宇宙空間はイロイロと熱くなりそうです。
インドNavIC系については、NavIC-1D,1E同期プロットの正象限と反象限の切り替りは黄道に近接して起きていることがわかりました。昨年4月初めに起きていたNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代からちょうど半年経って、昨年10月初めにNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代が起きています。相棒の東西両輪NavIC-1Dと -1Bペアについては位相が重なり過ぎのためか、こうした現象は見えません。NavIC IGSO 4衛星について太陽軌道との交点問題について、位相幾何学的な象限問題があります。インクリの一番小さいIGSOであるNavICにおいて、太陽軌道との交点問題の位相幾何学的な象限問題は、一番理解し易いことが見えてきました。軌道線間の交点の解が2つの象限に分かれる場合にどちらを選ぶかという問題です。
この半年ごとに生起するNavIC -1Eペアの遠近交代のタイミングが、ちょうどQZS-1軌道太陽最短距離が交差するのは日印の宇宙空間ご縁の偶然的発見といえるでしょう。インド太平洋経済構想に日本QZSSとインドNavICが果たすべき役割の鍵を暗示しているかもしれません。
衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。特に月面着陸などの将来実験においてIGSO/QZSSの軌道運動位相を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の活用・分析が効果的といえるでしょう。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は、欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS軌道測位衛星実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出したといえるでしょう。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。