人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

【動き出した時間或いはニート後遺症の詳細】①

2015年12月30日 | 闘病記
【動き出した時間或いはニート後遺症の詳細】①

十数年の時間との直面。その重みに潰される。ニート時代への後悔、罪悪感、現実として捉えるようになった将来・老後への恐怖。その中心となる現在が決して将来に繋がらない状況であることの認識。十数年の無駄・無為を認識しては虚脱感に襲われる。
数字への恐怖。時間を正面から認識したことにより日時に対して過敏になる。これまで無駄にした時間、同時に切迫した残り時間を認識・意識させられる。日時のみならず、数字を見ると喉を突く嘔吐感を感じるようになる。
失うことへの恐怖。現在はそれでも母がおり猫もおり、週一回ボランティアで他者との交流もある。それによって精神の安定が保たれていることは間違いない。これがなくなったらという恐怖。
ニート時代の産物へのアレルギー。たとえばニート時代に夢中で読んでいた漫画、見ていた映画、聞いていた音楽を聞く、たとえばよく通っていた店にいく。途端に体が重くなり嘔吐感を催す。若干のめまい、手足のむくみを感じる。

部屋。なぜ部屋を片付けなくなったか。衣替えもしないのか。「時間」にしがみつきたいんだろう。「ニート」時代の楽しかった日々にしがみつきたい。そのおかしな「憧憬」が部屋を「脱ニート」後仕様に変えてしまうことを拒んでいる。

職。社会復帰への道が遠い。


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