人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

脱ニートした俺の幼稚な妄想

2016年01月24日 | 今、思う。
【妄想】
恐ろしく恥ずかしい話を記そうと思う。
脱ニート後、特に取りつかれて暇を見つけては妄想してしまう稚拙な「奇跡」の数々。

一つ目。突然亡くなった祖父や遠縁の親類の不動産的な資産が発見され、その名義が俺になっているという一報が届く。そして不労所得を得られるようになる。
二つ目。亡くなった父が企業内で取得した特許の使用料が入金されるようになる。
三つ目。資産家の娘さんに見初められる。
四つ目。天下り用に作られた職を紹介される。
五つ目。その昔あちらこちらに送っていた音楽のデモテープが陽の目をみて印税生活。

自分でも顔が赤くなるくらい、まるで受験勉強がイヤになった中学三年生のような、低レベルな妄想。それに本気ですがりたくなる病根。

まだ少し続きがある
「奇跡」の一つが現実となったあかつきの「妄想」。大金が入るという前提でこういう好転を「妄想」している。
一つ目。総額110万の借金返済。
二つ目。滞納している税金・各種支払いの清算。
三つ目。外壁・内装が崩れ雨漏りがひどい家の改装。
四つ目。小さくてよいので別の場所に家、一つ。
五つ目。バランスのよい食事。
六つ目。母を定期的に病院へ。

この、人生を舐め切った稚拙な「妄想」の数々。これを達成する為に全ての人は必死に働いている。それを十数年しないでおいて、今更同じようになりたいなどと虫のいい。
そう理解しているのだけど隙をついてこういう「妄想」が入り込む。この脆弱さ。稚拙さ。未だ現実から逃げようとする姿勢。
余りに無様なので、殊更にこうして記して残しておく。


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