そのお客様は、一見、現場監督なのか?作業着で来店してきました(写真とは関係ありません)。
どうやら、照明器具を選んでいるようです。メモらしき紙に何やら書き込んでは、いろいろな照明器具を見回っておりました。そして、私に声を掛けてきたのです。※()内は、心の声・・・
客「ちょっと見てくれないかな?この図面(メモらしき紙)」
私「平面図ですか?(元々の本業は設計者なので、図面はわかる)」
客「この部屋にこの照明で、この部屋はこの照明」と、展示商品を指差す。
私(なんか嫌な予感がしてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)
客「でね、リビングにはこの照明を取付たいんですよ。」
私「はぁ・・・(何が言いたいの?買うの?)」
客「お客様から5万円の予算を戴いているのです。5万円もですよ!」
私「はぁ・・・(だから、何が言いたいの?)」
客「ところが、展示商品の価格を足していったら5万円を越えちゃうのさ」
私「はぁ・・・(何かウザい客だなぁ~・・・)」
客「だから、リビングの照明器具2万3千円を1万6千円に落として」
私「1万6千円以下の商品を探せばよろしいのですね?」
客「違うよ!この2万3千円の商品を、1万6千円で売ってくれれば予算内に収まるって言っているのだよ。意味、わかる?」
私「何言っているの?値下げなんて出来ませんよ!」
客「5万円もの売り上げに繋がるのだよ。」
私「申し訳ありません(←いつもの回避言葉)が、私には値下げる権限とかありませんので」
客「5万円だよ。5万円!上司に相談してよ。」
私「当店では、そのような対応はしておりませんので、他店で購入された方が宜しいかと思いますよ。」
結局、ブツブツ言って、何も買わずに帰っていきましたけど、値引き金額を提示して来た客は初めてですよ! それは、客の中に「いくらか安くなりませんか?」と聞いてくる客はいますし、それなりに対応する場合もある(展示品しか無くて汚れているとか)けど、こういう態度で来られると“絶対に値引かないぞ!”と言う気持ちになりますよね。
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