着席が出来るようになったものの
課題となると、まだまだ動きが多くて速いお子さんがいます。
少しでもゆっくりな動作を導きたい・・・
穴落としやペグ差し、型はめなどなど、どれもゆっくりは難しい・・・
ピース等を1つずつ渡していることはもちろんですが、
もらった瞬間、手元をチラッと一瞬見てねじ込みながら
視線は、こちらの次のピース等を見ています。
目と手が連携しておらず、指先を上手に使うことが難しく、
ピース等もわしづかみにすることも多いです。
難しい課題を選ぶわけにもいかず、このようなお子さんは、
どうすれば、ゆっくり落ち着いて出来るようになるのでしょうか?
見なくては出来ないことならゆっくりになるのでしょうか?
↑木製の数字パズル
わしづかみになるお子さんも、数字ピースは上からつまんでいます。
ピースは1つずつ支援者の手のひらの上に乗せて差し出しますが
ピースの形や素材などが、つままざるを得ない状況を作るのでしょうか?
型(土台)の数字と数字の間隔が狭いせいか、場所と形を見て、
少しですがゆっくり入れることが出来ます。
ゆっくり落ち着いて、指先を使う、しっかり見るという
目と手の連携を目標にしたい場合、なかなか良いパズルではないかと思います。
ピッタリくるお子さんもいるのではないでしょうか!
落ち着くことも体が体験することが大切かと思います。
★このパズルは、数字が好きなお子さんにも人気で、
向かい合って座り、上2段を支援者、下2段をお子さんとして、
支援者と同じ数字を入れるように求めたり、
どちらが早く入れ終わるかを競争するなどして楽しんでいます