たまごは幼児の人気物です。
なぜでしょう?
動きの速いお子さんの注意を引くおすすめ教材です。
↑割れていないたまごを1つ「ほら!たまご!」と言って見せると
多くの子どもは、ハッとなり注目します。
「トントン、パカン」と言いながら、本物のたまごを割るようにたまごパズルを割ります。
子どもは、またまたハッとしてニコッとします。
形の名前を言い、「たまごぴったんこして!」と渡します。
「よ~く見ながらしてね」と声掛けすると
たまごに集中しているので見ようとする努力が現れます。
もちろん、1つずつ出して見せて渡すようにします。
まずは、わかりやすく失敗の少ない丸や四角、-(横棒)と言った形から入るといいと思います。
渡す1個以外はお子さんに見えないように工夫し、取られないように気を付けます。
興味を持てて、やってみたいので、1個もらえることを待つことが出来ます。
いつもの早い動きよりは、落ち着きますが、そう何回も使えるわけではありません。
お子さんの年齢やその他の特徴にもよりますが、4、5回ほど療育で使えたらよい方でしょうか!?
しかし、ほんの4、5回でも確実に支援者を見るようになり、
1回1回、次が出て来るのを待てるようになります。
もらったたまごをしっかり見るようになります。
パズルをする動作もゆっくりになります。
少し待ったり、面白いな、楽しいなという気持ちや支援者とのやり取りに意味があり、
そんな4、5回の積み重ねが大切だと思います。
↑本物のたまごの空き容器にピッタリ
↓
★たまごパズルは、10年ほど前に100均で購入しました。
当時は何と10個100円でした
現在はどうなんでしょう?4個100円?2個100円?